日本で一番高くて美しい富士山。

引用元:http://happism.cyzowoman.com/2012/10/post_1427.htm...
東京からも天気が良いと見える場所もあります。見えたら思わず写真を撮ってしまいますよね?
大昔から浮世絵に描かれますし、2013年には世界文化遺産に登録されました。
世界で認められて外国人の登山客も増えているそうです。毎年25~30万人もの方が富士山に登りに来ているんですよ!
日本人なら1度は登ってみたいですよね?
とは言え「よし!じゃあ次の休日に登りに行こう!」って簡単に計画してよいものか?
山開き期間はシーズン中で混んでそうだし山開き前に登りたい。流石(さすが)にトイレはあるでしょ?
トイレはたくさんないと不安!
「山開き前でも登れる?トイレはある?」ふと考えると出てくる疑問。調べてみたので見ていきましょう!
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富士山って山開き前に登れるの?
答えは「登れます」
実は富士山が山開きをしているのは7月、8月だけなんです。
山開き前だと「道が整備されてない」「山小屋が閉まってる」など登山者にとってリスクが高いわけです。
初めて富士山を登るなら山開き前はやめましょう!!
ちょっと余談ですが「海開き」は海で安全に泳げるか水質検査なども行い安全が確認できたら発表されるものです。
「山開き」は意味が違うみたいです。
・山開きとは
山頂にいる神様にお参りする宗教的な行事があって、一般の人でも夏はお参りしてもいいよと決めた期間が山開きの始まりなんだそうです。
しかし、現在は海開き同様に安全面から決められているそうです。例えば冬の富士山登山は危険なのはニュース等でも見たりしますよね。
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トイレはたくさんあるの?
各登山口のバス停留所、各ルートの五合目、山頂、各山小屋にあります。
しかし!山開き前はトイレは閉鎖されてます!携帯トイレが必要です。

引用元:http://kirishimakankou.com/news/2015/04/post-816.h...
とは言え、山小屋と次の山小屋までの距離も近いわけじゃないから山開き中でも携帯トイレは持っていく方がいいです!
登山者の半分以上が利用する「吉田ルート」が山小屋が多くトイレも多いです。
「御殿場ルート」は山小屋が少なく、トイレも少ないので初登山者は避けた方が無難ですね。

引用元:http://wakouji.sakura.ne.jp/fujisan/tozan/fujisan_...
また、トイレは有料です!下水道がないですから貯めた排泄物の処理などにお金がかかるからです。
最近はバイオ式と言って、排泄物を微生物に食べて分解してもらう方式が多くなっているそうです。
水道も無いのでウェットテイッシュ等も持参しましょう。ウェットテイッシュのゴミは持ち帰ってください。
トイレ用は水に流せるトイレットペーパーを用意しておきましょう(念のため)
富士山のトイレ位置マップです。

引用元:http://www.fujisan-climb.jp/hospitality/toilet.htm...
費用はどれくらいかかる?
いざ登山を計画したものの、お金はいくらくらいかかるだろうか?ノープランじゃ行けませんからね!
大自然=危険も多い!ってのを忘れちゃいけません。準備万端で望みましょう!
ざっくりと調べてみましたので見ていきましょう。
富士登山には「交通費、登山装備品代、山小屋宿泊代、携帯トイレ代、飲食代」がかかります。
交通費は入れないで、総額で30,000~40,000円くらいはかかります。
交通費はご自宅(出発地点)から計算しておきましょう。
富士山は夏でも気温は一桁で寒いです。風も登るほど強くなり、横殴りの雨も降ったり天候はころころ変わります。
雨具、防寒具、登山用シューズ、登山ストック(両手で使ってる杖みたいなの)など。
登山に必要なチェックリストがありますので参考にしてください。
※携帯トイレ、小銭(トイレ使用代)も用意しときましょう!

引用元:http://www.soranoshita.net/blog/post-3817/
また、個別に揃えるとお金がかかる装備品をレンタルしているところがあります。上で紹介したチェックリストのお店です。

引用元:http://www.soranoshita.net/faq.html
登山前日に宅急便で届き、使用後は洗わずそのまま宅急便で戻すだけ。返送伝票が一緒に届くので簡単ですよ。
初めての登山だったらレンタルがおすすめ。安くなりますよ!
気をつけなければならないこと!
まずは装備品をしっかりと揃える!
山小屋に宿泊の予約!
夜の登山は注意!遭難に注意!
高山病に注意!
ではこまかく見ていきましょう。
・装備品をしっかりと揃える
自然の力をあなどってはいけません。上のチェックリストに載っている物はしっかり揃えましょう。着替えも忘れずに!
・山小屋宿泊の予約
目指すは山頂なのか、どこまで登るかによりますが、体力の限界は目に見えてますよね?
山小屋で休憩、仮眠を取るならば混んでて泊まれなかった!なんて事にならないように予約が必要です。
・もうひとつ注意!
山小屋は簡易的な宿泊所なので設備に期待してはいけません。水が貴重です!手洗い用の水もなければお風呂もありません。
ウェットシートなどを持参しましょう!
こちらのサイトから予約ができます。
・夜の登山は注意!
ご来光(山頂から眺める日の出)を見るには、五合目を夜間に出発して頂上を目指します。
夜間の登山では辺りは真っ暗でヘッドライトの明かりを頼りに昇ります。
足元は悪いし、神経を使うから体力の消耗も大きくなります。遭難にあう可能性も大きくなるので単独で夜間の登山は避けたほうがいいですね。
・遭難に注意!
遭難は疲労が溜まっていたり、体力が足りなかったり、装備不足だったりすることで起きます。
このため、特に初心者マークは夜間の登山、単独での登山は危険です!
ひとりでは体力が尽きてしまった時にどうすることもできません!想像しただけでこわいですよね?
・高山病に注意!
富士登山オフィシャルサイトにて高山病について注意を促しています。
病と書いてますが病気ではないようです。よく山は空気が薄いって言いますが、酸素が少なくなることで起きる症状が高山病なんです。
脳に酸素を送るようになり「あくび」が出たり、眠気、頭痛も起こします。
水分補給が重要なので水筒は忘れずに持っていきましょう。
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それでは振り返って見ていきます。
富士山は山開き前でも登ることはできる。
しかし、山小屋、トイレは閉鎖されているので初登山の方は絶対にやめておきましょう!
富士山にトイレはあるけど登山ルートによって数が違ってました。
定番登山ルート(コース)になっている「吉田ルート」がトイレが多くて初登山者にもおすすなルートです!
トイレは平均200円で有料です!お釣りがないので小銭は忘れずに!念のため携帯トイレは用意しておきましょう!
富士山の登山にかかる費用はざっくり30,000~40,000円。
富士登山は危険もいっぱい。遭難事故なども起きているのが事実です。十分すぎるほどしっかりと装備品の準備はしましょう!
体力が決め手ですので仮眠、宿泊に使う山小屋の予約。高山病に対策も万全にしておきましょう!
夜間の登山では昼間以上に体力が消耗します。とにかく事前の準備、前日はしっかりと睡眠をとって体調も整えておきましょう!
「ご来光を見に行く!」など目標も決めて準備万端で富士登山にチャレンジしてみましょう!
頑張ってる登りきった時に見たご来光は最高に美しいはず!達成感と、また、チャレンジしよう!って気持ちにさせてくれますね♪
今回参考にさせて頂いたサイトです。(富士山オフィシャルサイト)
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