1年に1回やってくる7月7日の七夕。毎年当たり前のようにやって来るこの日の由来や意味を考えてみました。
七夕は小さいお子さんにとってはなくてはならない行事の一環となっています。

引用元:http://blogs.yahoo.co.jp/heatthetiger2002/35983010...
幼稚園や保育園では、恒例の行事となっていて、先生方が短冊を飾って願い事を書き、竹の棒に飾り、そして歌を歌ったりして、子供達にとってはとても楽しい行事ですね。
でも改めて七夕ってなんだろうな、と思い、その由来や意味を探ってみました。
また、ご家庭でお子さんに「七夕ってなあに?」と聞かれた時にわかりやすく説明できるように子供に話す口調で書いてみました。
それでは早速いってみましょう。
スポンサーリンク
なぜ七夕と言われるのでしょう?
もともとは年に一度7月7日に織姫と彦星が会うことが出来るという中国のお話でした。
それが中国で7月7日に元々あった裁縫の上達を祈る「乞巧奠(きこうでん)」結び付き、日本に渡ってきました。

引用元:http://blog.livedoor.jp/boss_monkey/archives/50948...
そしてそれに加えて「古事記」に登場する棚機(たなばた)と呼ばれる織機を使う「棚機女(たなばたつめ)」がミックスされて棚機にちなんで「たなばた」とよばれるようになったようです。

引用元:http://www.worldfolksong.com/calendar/tanabata/tan...
これが「たなばた」と言われるようになった由来です。
国立天文台のおすすめ「伝統的七夕」・・・
七夕の由来は古くの日本の行事の中でとても大切な物と長い間大切にされてきています。
もともとの七夕の行事というのは旧暦の7月7日に行われていました。
国立天文台などの機関では現在、旧暦による伝統的七夕の日のほうが奇麗に天の川を見ることができることも多い為、天の川の観察を進める日として伝統的七夕をおすめする動きがあるようです。
季節的を表す二十四節気でいくとちょうど処暑の頃にあたります。処暑からの計算で行くと、処暑に最も近い朔(さく=新月)の瞬間を含む日から数えて7日目が「伝統的七夕」の日とされています。

引用元:http://www.tenki.jp/dic/word/%E5%87%A6%E6%9A%91(%E...
今年の処暑は8月23日です。
国立天文台んは2001年からこの日を「伝統的七夕」と報じるようになったというのですが、なんだかお盆も終わったころに七夕というのも違和感がありますねえ。
子供向けに話すとこうなる
小学校低学年や幼稚園のお子さんに向けてお話ししてみますね。
七夕は毎年7月七日におりひめとひこぼしが1年に1回天の川で会える日なんだよ。仙台や北海道など、8月7日に行う所もあるよ。
それじゃあ、おりひめとひこぼしのくわしい話をしてみようか。
昔あるところに、神様の娘の織姫と、若者の彦星がいました。
織姫は機織りの仕事をしていて働き者。彦星は牛の世話をしているしっかり者でした。
やがて2人は結婚しました。
すると、今まで働き者だった2人は急に遊んで暮らすようになり、全く働かなくなってしまいました。
怒った神様は、2人の間に天の川を作って離してしまいました。悲しみにくれた2人は泣き続けました。
それを見た神様は、前のようにまじめに働いたら、1年に1度だけ、2人を会わせてくれると約束しました。
それから2人は心を入れ替えて一生懸命働くようになったのです。
そして、2人は年に1度だけ天の川を渡って会うことが許されるようになり、その日が七夕とされるよ。
夜になったら空を見てみよう。天気はどうだろう。晴れてるといいね。星は良く見えるかな?
1年に1回だけ2人があえるんだよ。星がいっぱい集まった所、そこが天の川だよ。

引用元:http://www.zero-co.com/seiza/faq/star_02.html
短冊に願い事を書こうか。短冊っていうのはね、細長く切って髪の事だよ。七夕ではこれに願い事をかいて笹に飾るんだよ。
いかがでしょうか。子供さんがワクワクして聞いているのが目に浮かぶようです。
後他にえほんなどで親子ではなしあってみるのも効果的ですね。
スポンサーリンク
短冊を工夫してみよう

引用元:http://frame-illust.com/?p=8480
お子さんと一緒に工夫して作ってみるのもいいですね。大喜びしますよ。
トイレットんペーパーを芯にしてつくってみるとか、
紙の皿を使って絵をかいてみるとか色々工夫してやってみるとおもしろいよ。

引用元:https://hoiclue.jp/109347.html
まとめ
七夕(たなばた)と言われるのか由来は
・そこに中国古来の7月7日の行事である「乞巧奠(きこうでん)が結び付いて日本にやってきた。
・それに「古事記」の棚機女(たなばたつめ)が結び付いて「七夕」となった。
子供向けに話すときは優しい柔らかな口調で上述のように話したらお子さんもとても喜びますね。
今回初めて国立天文台おすすめの「伝統的七夕」なるものを知ったのですが、ちょっと違和感が・・・・。
でも確かに7月7日だと梅雨がまだ明けてなくせっかくの年に一度に七夕が雨という残念なこともままありますがね。
あっ、天の川で雨は降らないか。
スポンサーリンク