これまでフローリングについていろいろ見てきました。
次のような記事も書いてきました。ご参考になれば良いです。
・フローリングのベタベタをツルピカに!原因と効果的な掃除方法はこれ(https://kurasinojoho.com/archives/4571)
・フローリングにスリッパを履き汚れ防止!お掃除スリッパもあるよ(https://kurasinojoho.com/archives/4663)
そして、今回はフローリングの床に布団を敷いて寝る時のデメリットについて考えてみました。
寒い・硬い・カビというのがフローリングに布団を敷くデメリットですよね。
この3つのデメリットについて原因と対処法を一つ一つ見ていきたいと思います。
では、早速いってみましょう。
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フローリングに布団を敷くときのデメリットとその対処法
フローリングの床に布団を敷くと、マットレスを敷いても寒かったり硬かったりしますよね。
特に冬場は辛くて熟睡できません。
そこで布団を敷く時の問題点とその対処法について見ていくことにしましょう。
何でもそうですが、原因を掴めば解決するものなんです。
1寒さ、2硬さ、3カビの順で見ていくことにしましょう。
問題点1:寒い 原因と対処法
・「寒い」原因は?
まずは寒さの原因をはっきりさせましょう。
フローリングの床に直接布団を敷くと、床の冷気がそのまま伝わります。
暖かい空気は上に行き、冷たい空気は下にいきますね。それで床は一番冷たくなります。
それが布団にも伝わり寒さの原因となるわけです。
・「寒い」対処法は?
フローリングの床の冷気が伝わるわけですから、冷気を遮断することで解決します。
それでは何を使って遮断すればいいのでしょうか。
オススメはサバイバルシートとしても知られる、アルミ製の防寒・保温シートです。
フローリングの床の上にまずサバイバルシートを敷いて、その上にマットレスを敷けば問題は解決です。
シートの価格は安く、また様々な大きさが用意されているので、マットレスに合わせた物が手に入ります。
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問題点2:硬い 原因と対処法
・「硬い」原因は?
硬さの原因は十分な厚みのマットレスを使用していないことでしょう。
薄いマットレスは、畳の上ではいいかもしれませんが、フローリングの床の上では体重を支えきれずにボトミングしてしまいます。
クッション性が無くなってしまうわけですから、当然固く感じることになります。
・「硬い」対処法は?
対処法は十分な厚みを持ったマットレスに変えることです。
マットレスにもいろいろ種類がありますが、低反発マットレスなどを使ってみるのもいいでしょう。
一日の1/3は寝ているわけですから、寝具はしっかり選ぶようにしましょう。
問題点3:カビ 原因と対処法
・「カビ」原因は?
目には見えませんがカビの胞子は空気中を漂っています。
そしてある条件が整うと、その場所に根を下ろしてカビが発生することになります。
温度が20~25度で湿度が65%を超え、その場所に栄養分があるとカビが発生する条件が整うことになります。
家庭でカビが発生する場所はキッチンや洗面所、風呂場、エアコン、洗濯機などですが、フローリングの床でも温度、湿度、栄養分
の3つの条件がそろうことがあります。
それはフローリングに敷かれた布団です。
大人は一晩でコップ一杯の汗をかきます。
そしてその汗は寝具に吸収されることになります。
この湿度と髪の毛やホコリ等が栄養分となりカビが発生することになるんです。
・「カビ」対処法は
まずは万年床はやめてください。起床したら必ず布団をたたみましょう。
それから部屋の掃除を小まめに行い、カビの栄養分となるホコリや髪の毛を取り除きましょう。
晴れた日に寝具を天日干しにすることも大事です。
マットレスなどにカビがはえると、それがフローリングの床にも広がることがあります。
そうなると最悪の場合はフローリングの張り替えとなってしまいお金がかかることになります。
賃貸物件の場合は原状復帰を求められますから、退去時に修繕費用を請求されることになります。
カビは健康にも影響することがあるので、甘く見ない方がいいんです。
まとめ
- フローリングの床で布団を敷いた時、寒い場合はサバイバルシートを先に敷くと冷気が遮断されて暖かくなる。
- フローリングの床で布団を敷いた時、固い場合は十分な厚みを持ったマットレスに変えること。低反発マットレスなどがオススメ。
- フローリングの床で布団を敷いた時、カビ臭くなったら要注意。寝具にカビが生え、それがフローリングの床に広がると最悪の場合フローリングの張り替えという事態になる。賃貸物件の場合は退去時に修繕費用を請求されることに。
以上、フローリングの床の上に布団を敷く時のデメリットと対処法について見てきました。
対処法を参考に、快適な睡眠がとれるようになると嬉しいです。
また、繰り返しになりますが、カビには本当に注意してください。フローリングが張り替えとなったら大変ですから。
さて、今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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