海の日と言えば夏のイメージがあり、毎年当たり前の様にやってくる国民の祝日の様に感じていませんか?

引用元:http://internet-homework.com/?p=5506
年代によっては「そういえば昔はなかったよな」と感じている方もいらっしゃるかもしれませんし、「夏と言えば来るのは当たり前の祝日」位に考えていらっしゃる方もいるでしょう。
休みが増えるのはいいことだけれども、海の日は他の祝日に比べてその意味をよくわかっている人は多くはいないのではないでしょうか?
ここでは、この祝日はいつから制定されて、どんな由来があるのか見直し、今年もやってくる海の日を新たな気分で楽しみましょう。
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海の日っていつから祝日になったの?
海の日は、1995年(平成7年)制定され、1996年(平成8年)から施行された日本国民の祝日の1つです。
日本国民の祝日に関する法律によると
★(海の恩恵に感謝するとともに、海洋国日本の繁栄を願う)
国土交通省によると
★「世界の国々の中で『海の日』を国民の祝日としている国は唯一日本だけ」という事です。
日付けは7月の第3月曜日です。
★2018年は7月16日(月)です。

引用元:http://sozaiya3.net/%EF%BC%97%E6%9C%88%E3%82%A4%E3...
海の日の由来
★ 海の日は、元々存在した‘海の記念日‘という日を祝日化したものです。
海の記念日とは、明治天皇が1876年に東北地方を巡行された記念として、1941年に制定されました。
明治天皇が旧来の慣(なら)わしを破って、近代日本の改革を断行された所から始まります。
天皇は全国を巡行されることも多くあり、明治9年(1876年)50日をかけて東北を巡行されました。
この時はじめて明治丸という灯台巡視船に乗船されました。7月20日は青森から函館を経由して横浜に無事到着された日です。
この日は、長く「海の記念日」と呼ばれてきましたが、海の記念日を祝日化しようという声が国民の間で次第に高まりました。
そして、1995年(平成7年)の法改正で制定され、翌年より施行されました。

引用元:https://twitter.com/hashtag/%E6%98%8E%E6%B2%BB%E4%...
こういう次第で「海の日」として祝日になりました。
制定当初は7月20日であったのですが、2001年(平成13年)の法改正(ハッピーマンデー*)によって2003年(平成15年)からは、7月の第3月曜日とされました。
*ハッピーマンデー制度とは、企業や学校に週休二日制が浸透したことから、月曜日を国民の祝日にすることで、土曜、日曜、月曜を休みとして、固定から特定週の月曜日に移動となりました。
★しかし、歴史や伝統に由来する祝祭日まで変更してしまうことを危惧する声もあがっていまが、毎年7月の第3月曜日になっているので土日が休みな人は海の日と合わせて3連休になるので、ゆっくり休めますよね。
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まとめ
★海の日はいつからか?
海の日は、1995年(平成7年)制定され、1996年(平成8年)から施行された日本国民の祝日の1つです。
「海の恩恵に感謝するとともに、海洋国日本の繁栄を願う」という趣旨のもとに作られ、日付けは7月の第3月曜日で2018年は7月16日(月)です。
★海の日の由来は?
海の日は、元々存在した‘ 海の記念日‘ 7月20日(明治天皇の東北巡行、青森~函館経由で無事横浜に到着された日)から、祝日化しようという国民の声が高まり祝日となりました。
当初は7月20日ですが。法律により7月第3月曜日になりました。
海の日は天皇陛下にちなんだ日だとは、おぼろげながら思っていました。明治にさかのぼるほど歴史があるとは思ってもいませんでした。
日本は島国でまわりが海に囲まれているので、昔から海に支えられてなりたっている感謝の気持ちを大切にしようということも納得できます。
祝日にはそれぞれの意味があり、今回は海の日はいつからできて、その由来は何かということを知ることが出来ました。
今年の夏はそういう事も含めて楽しみたいと思います。
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