最近良く「プチプラ」という言葉を耳にします。
手軽にコーディネートが出来るので便利みたいですね。
でも「プチプラ」が似合わない年齢があるとも聞きます。
どうなんでしょう。
そこで今回は「プチプラ」について見て行きたいと思います。
そもそも「プチプラ」とは何なのか。
似合わない年齢の根拠はあるのかなど、掘り下げてみたいと思います。
どうぞ最後までお付き合い下さい。
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目次
プチプラが似合わない年齢は本当にあるのか?
プチプラが似合わない年齢ってあるんでしょうか。
あると言えばあるし、ないと言えばないかもしれません。
当人の意識次第とも言えますが、一般に女性は歳を重ねると、自分に似合うカラーが変化するものです。
パーソナルカラーをもう一度見直すことで、プチプラでも似合うようになるかもしれません。
ただ、あまり若々しいデザインはNGだと思いますが。
プチプラとは?
そもそもプチプラとはなんでしょうか。
プチプラというのはファッション業界の造語で、フランス語の「プチ(小さい)」と英語の「プライス(価格)」を、かけ合わせた言葉です。
意味は安い価格ということになりますが、安かろう悪かろうではなく、安くても高品質の商品のことを指します。
洋服の他にコスメなどにもプチプラの商品はあります。
ファッション誌では「プチプラコーデ」「プチプラファッション」「プチプラコスメ」などと表現しています。
プチプラと高い服の違い
一言で言ってしまえば安い服と高い服ではすべてが違います。
まず生地の違いですが例えばウールであっても安い服は肩が凝るほど重くなります。
パターンも簡単なものなのでラインが弱くなってしまいます。
裁縫も時間をかけませんから糸がグシャグシャになっていることがあります。
他にも裏地がないとか、あっても薄くて弱いとかいいことは一つもないんですよ。
それから高い服はしっかり作られているので長持ちします。
コンサバなデザインなら10年位は使えますから、安物買いの銭失いはやめた方がいいと思います。
ただ、安い服をコーディネートして楽しみ、ワンシーズンで捨てるならアリかもしれませんが。
45歳の壁ってなんだ?
「45歳の壁」ってなんのことかご存知ですか?
それは女性がおしゃれへの意欲をなくすかなくさないかの壁なんです。
この壁を乗り越えられないと目出度くおばはんの仲間入りというわけです。
ではなぜ45歳なんでしょう。
それはアラフィフィクライシスの影響だと言われています。
アラフィフクライシスとは仕事や家族、介護や更年期障害などで心身ともに揺れることを指します。
つまりおしゃれに目を向ける余裕がなくなって来るんですね。
一般にプチプラが似合わなくなる年齢は?
プチプラはその価格の安さから主に若者向けにデザインされています。
ですから20代女子の私服としてはいいかもしれませんが、30代になると厳しくなってくるでしょう。
中には40代になっても渋谷の109で洋服選びをしている方もいますが、そういう方は自分が似合わない服装をしていることに気が付いていないのでしょう。
はたから見るとおかしく見えるのですが…。
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本当に歳をとるとプチプラは似合わないのか。
「それでもプチプラで安くコーデをしたい」と思うアラフィフ女性の方もいるかも知れません。
でも似合わなくなる根拠もあるんですよ。
以下にそれを見ていくことにしましょう。
根拠1:デザイン
上でも述べましたがプチプラは主に若い女性に向けてデザインされています。
価格を安く抑えるのも若い女性が買いやすくしているからです。
ですからアラフィフのマダムには無理があるんです。
根拠2:体型
歳を重ねると体型が崩れてきます。
肌もくすんで来るので流行を取り入れすぎると、結果として似合わないということになります。
プチプラは流行を取り入れたデザインが多いので、この点からも難しいと言うことが出来ます。
根拠3:信用
アラフィフ女性にはコンサバティブな服装の方が似合うものです。
プチプラにもコンサバなデザインがないわけではありませんが、素材が安いので当然ながら安っぽく見えてしまいます。
ある年代になると男性も女性もあまり安っぽい服装をしていると信用に関わることがあります。
「銀行員は靴を見る」と言いますがそれと同じなんですよ。
プチプラの服はパッと見てわかるのか。
安い服と高い服は遠目からでも違いがわかるものです。
プチプラはパターンが簡単なのでラインが弱いんです。
洋服はラインが弱いときれいに見えませんからね。
それから生地の違いもひと目で分かるものです。
いい生地は輝いて見えます。
そして色の深みも安い服と高い服では違います。同じ赤でも安い服では軽薄に見えるものです。
プチプラの服を着るにはこうすればよい。
「高い服が良いのはわかるけどそんなにお金はかけられない」そんな声が聞こえてきそうですね。
それではこうしてみてはいかがでしょう。
コートやジャケット、パンツなど外から見てわかるところには、ある程度お金をかけましょう。
シャツやセーター、ブラウスなどはプチプラを利用するんです。
高い服と組み合わせるとプチプラも高級に見えるものです。試してみて下さい。
まとめ
- プチプラとはファッション業界の造語でフランス語の「プチ(小さい)」と英語の「プライス(価格)」を、かけ合わせた言葉。意味は安くても高品質の商品。
- プチプラと高い服は生地、パターン、縫製、すべてが違う。
- 「45歳の壁」はアラフィフクライシスに由来する。
- プチプラが似合うのは20代。30代からは厳しくなる。
- 歳を取るとプチプラは似合わなくなる。根拠もある。
- プチプラの服は遠目からでもわかる。
- プチプラは高い服と組み合わせて使うといい。
以上、今回はプチプラについて見てきました。
映画「シン・ゴシラ」で、石原さとみさんが演じるカヨコ・アン・パタースンが「ZARAはどこ?」と尋ねるシーンがありました。
この時、石原さとみさんはアラサーでしたが、ZARAが似合うギリギリだったのかもしれません。
おっと話が横にずれましたね。
ここで終わることにしましょう。
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