前回は自己肯定感が低い母親が子供に与える影響についてお話しました。
今回は自己肯定感を高める方法についてお話したいと思います。

じつは大人になっても意識を変えることで、自己肯定感を高めることは出来るんです。
やり方は簡単です。でも始めたら続けて下さい。途中で放り出したら元の木阿弥になってしまいます。
「自己肯定感を高めるとなにかいいことでもあるの?」と思われる方もいるかも知れません。
最後までお読みいただけば、納得されることでしょう。
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目次
自己肯定感を高める方法7つ
自己肯定感とはどんな自分であっても自分を受け入れ、自分自身をかけがえのない存在であると思えることです。
簡単に言えば自分を卑下したり否定したりしないこと。
自己肯定感を高める方法はシンプルなんですよ。
以下で説明します。
①適度に運動する
自己肯定感を高めてそれを維持するためには体力が必要です。
運動に慣れていない方はウォーキングから始めるようにしましょう。
体を動かすとストレスも軽くなります。ダイエットや健康管理にもなります。
体が資本というのは本当なんですよ。
②出来る範囲で人の役に立つことをする
これはボランティアに参加するということではありません。
もちろん、参加できるのならそれに越したことはないですが、もっと簡単なことでも良いんです。
例えばきっぷの買い方がわからなくて困っている人や、道に迷ってしまった人などに声をかけてみましょう。
問題が解決すれば喜ばれます。
これは「自分が役に立てた」という気持ちになることが大事なんです。
その気持の積み重ねが自己肯定感を高めることに繋がります。
③「まあいいか」の精神で
自己肯定感が低いと些細なことで気持ちが落ち込んでしまいます。
そんな時には「まあいいか」と声に出して言いましょう。割り切ることも大事なんです。
声を出すことによって自分自身に言い聞かせる効果もあります。
大声を出す必要はありません。独り言は時に大事なんですよ。
④朝起きた時に前向きな発言をする
朝起きた時に「今日はきっといいことがある」「今日はすべてがうまくいく」など、前向きな言葉を言うようにしましょう。
これも言い聞かせる効果があるんです。
続けていけば朝起きるのが楽しくなって来るはずです。
⑤ものづくりに挑戦する
なんでも構いません。なにかものづくりに挑戦してみましょう。
手軽にできるのは体験教室に参加してみることです。
パン教室でもアクセサリー講座でも面白そうだと思ったら参加して下さい。

他人と交流する機会も増えますし、なにかをやり遂げたという経験は成功体験として残ります。その蓄積が大事なんです。
⑥資格を取得する
勉強をして資格を取るのもいいでしょう。
仕事に役立つ資格である必要はありません。なにかを勉強するということが大事なんです。
そして勉強した結果が資格という形になるので達成感を得ることが出来ます。
民間の簡単な資格でも構いません。やってみて下さい。

⑦アフォメーションをしてみる
アフォメーションとは自己に肯定的な断言をすることです。
「自分は必ずできる」「私は絶対成功する」など口に出して言うことが大事です。
じつは多くの成功者が実際に行ってきたやり方でもあるんです。
そしてその効果も確認されています。是非取り入れてみて下さい。
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自己肯定感が低いのは子供の頃に原因があった!
前回の「自己肯定感の低い母親が子供に与える影響は?」でも触れましたが自己肯定感の低い親(特に母親)に育てられると、子供も自己肯定感の低い人間に育ってしまいます。
子供は親を選べませんから厄介ですね。
ここでは自己肯定感の低い人が親や友人、そして社会に対してどのような関わり方をして来たのか見てみることにしましょう。
親との関わり方
繰り返しになりますが親が自己肯定感が低いと子供もそうなります。
特に幼少期から思春期にかけては子供にとって親は絶対の存在です。
多少の反抗期があったとしても親には逆らうことは出来ません。
ポジティブな環境であれば良好な親子関係が築けますが、親がネガティブではやがて親子関係に亀裂が入ります。
友人(同級生)とのかかわり方
自己肯定感が低い人は友人を作るのが下手です。
「自分はなにをやってもダメだ」と思い込んでいる人の側には誰も寄って来ないからです。
結果としてクラスでは孤立してしまうことになります。
社会との関わり方
自己肯定感が低い人は社会に出てからも苦労することになります。
営業職に就いたりしたら大変です。
常にポジティブシンキングが求められる職場に、ネガティブ思考の人物がいるとそれだけでその部署のモチベーションが低下してしまいます。
経理のようなポジションならまだいいかも知れませんが、それでも人間関係には苦労することになるでしょう。
自己肯定感が高い人の特徴
それでは逆に自己肯定感が高い人とはどんな人のことを指すんでしょう。
特徴としては明るく楽天的で行動力があることでしょうか。
自己肯定感が高い人は楽天家なので物事を進めることに躊躇しません。
何かあった時は何かあった時だと割り切っています。
そして困難な状況に陥った時には、素直に人に助力を求めます。
どんどん経験を積んでいきますから、ますます仕事が出来る人物になっていきます。
社会で成功している人で自己肯定感が低い人はいませんから。
これが自己肯定感を高めるといいことがある理由です。
日本人はなぜ自己肯定感が低いの?
日本人には自己肯定感が低い人が多いと言われています。実際にそういう調査結果も出ています。
ではなぜ低いんでしょうか。
それは我々の文化や伝統に根ざしていることかも知れません。
日本人は謙虚であること、控えめであることを美徳としてきました。
誰よりも剣術が優れていたとしても「まだ修行中の身」などとへりくだるのが礼儀でした。
自信家は嫌われてきたんです。
現代に至ってもなかなか変わりませんから、もはや民族性の域に達しているのでしょうね。
自己肯定が高くなったと思えるのはどういう時?
まず明るくなります。
そして会社や学校ではいつの間にか多くの人と話している自分に気がつくでしょう。
物事を気楽に捉えることが出来るので、思い悩むことも少なくなります。
そして毎日が楽しくなって来たらしめたものです。
好循環が続くようになれば、さらに自己肯定感が高まりますから。
まとめ
- 自己肯定感を高める方法はある。どの方法もシンプルだが確実に効果がある。
- 自己肯定感が低いのは親に原因がある。
- 日本人には自己肯定感が低い人が多い。これは日本の文化や伝統に根ざしている。
- 自己肯定感が高くなると自然と明るくなる。気がつけば友人が増えている。
以上、自己肯定感を高める方法について見てきました。
読者の皆さんの中で「自分はダメだな」と思っている人がいたなら、是非「自己肯定感を高める方法」を試してみて下さい。
一週間で何かが違って来るはずです。
さて、今回はここまでにしたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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