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接待で飲み会のマナー・新人が知っておくべき事4選!する側と受ける側と女性の場合は?

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接待とは民間企業で業務時間外に行われれる業務遂行のための手段です。

飲食の提供やゴルフの招待などが主なもので相手をもてなすことが最大の目的となります。

ですから業務時間外とはいえ企業にとっては重要な職務となります。

なぜならここで失敗をしてしまうと、最悪の場合取引が中止となってしまうからです。

いくら新人であっても相手企業には関係のないことです。また、女性の場合も注意が必要です。

今回は宴席の接待について記してみました。

これから年末にかけては酒席も多くなりますから、接待マナーをしっかり確認しておきましょう。

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接待する新人が知っておくべき事(5選)

それでは具体的に知っておくべき事について見ていくことにしましょう。いずれも大事な事ですからしっかり覚えて下さい。

あなたの行動次第で会社が恥をかくことになりかねませんから。

接待する側の注意点 

まずは接待する側の注意点からですが、その前に大前提をお話しておきます。

新人にお店選びが任されることは無いと思いますから、それはいいとしてもお店の場所は事前に確認しておきましょう。

会社から先輩社員と一緒に出るからいいやと思わないで下さいね。

当日、急な仕事が入り出先からお店に直接行くことになるかも知れませんから。

そんな時、お店の場所があやふやでは遅刻しかねません。

接待する側の遅刻は厳禁ですから注意して下さい。

1お酒について

接待の席でお酒を飲みすぎて失敗したという話をよく聞きます。

接待の場というのは相手にお酒を楽しんでもらう場であることを忘れないで下さい。

決して飲みすぎてはいけません。あくまでも仕事であると肝に銘じて下さい。

2お酌について

日本の宴席ではとりあえずビールから入ります。

ビールを注ぐ時は必ずラベルを上にして下さい。もちろん両手で持つようにして下さい。

右手でビールを持ち、ビールの注ぎ口の下を左手で添えます。

それから相手の正面や右からではなく必ず左側からお酌をするようにしましょう。

ビールの次に何をお飲みになるかは相手に確認して下さい。

日本酒のお酌もビールと同様でいいでしょう。

3挨拶について

新人の場合はお店の外で出迎えるようにしましょう。

そして接待に応じてくれたことに感謝の念を述べましょう。

それから取引先の方を案内します。

お店に接待であることを伝えておくことも大事です。

なれているお店なら取引先の靴を先に並べたり、先に上着を出してくれたり、先に食事を出してくれます。

4座席について

座る位置は個室であれば奥を上座といい、入口に近い方を下座といいます。

写真の左側(床の間の前)が上座、右側の入り口(ふすま)の前が下座。

当然、取引先が上座に座ることになります。

新人であれば下座の末席に座ることになります。

女性の場合は

 

女性の場合は特に服装に気を付けるようにして下さい。

基本的にはダークスーツがいいでしょう。スーツのボタンはすべてとめるようにしましょう。

スカートの丈はひざより下です。

座敷の場合はフレアスカートがオススメです。

シャツの色は白にしましょう。

華美なネックレスやイヤリングは控えて下さい。

アクセサリーは小ぶりなものが無難です。

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接待される側の注意点

接待は受ける側も守らなければならないルールがあります。

ここからは受ける側の注意点について見ていくことにしましょう。

接待を受ける側は往々にして接待されることを当たり前と考えてしまいがちですがこれは間違いです。

これから両社が取引をスムーズに行えるよう接待を楽しむようにしたいものです。

いずれの注意点も何気に大事な事ばかりですから覚えておいて下さいね。

1お酒について

接待の勘定は相手持ちです。ですがタダ酒だと思って飲み過ぎないで下さい。

悪酔いするような飲み方では社会人失格です。

接待は受ける側にとっても仕事だということを忘れないで下さい。

2お酌について

お酌を受けるときには両手で受けるようにして下さい。

これはコップでもお猪口でも同じです。

そして必ずお酌を返して下さい。

相手は恐縮しますがその流れは様式美のようなもので基本的なルールだと思って下さい。

いわゆるお約束ということです。

3挨拶について

最初の挨拶では招待されたことに感謝の意を表しましょう。

店構えや料理、お酒や雰囲気など気付いた点を褒めましょう。

相手がお酒のおかわりを尋ねてきた時には、アルコール、ソフトドリンクを問わず、なにか頼むようにしましょう。

その際も感謝の念を表すといいでしょう。

4座席について

案内される前に上座に座るようにして下さい。

間違っても下座には座らないように注意して下さい。

相手を困らせることになります。

女性の場合は

接待をする側ほどではないにしても服装には注意しましょう。

接待の場は仕事ですから華やかな服装は控えましょう。

基本的にはスーツとスカートということになります。

スカートの丈も短いものはNGです。

靴もヒールの高いものは避けた方が無難です。

終わりに

いかがでしたか?

接待というのは招待する側もされる側も仕事なんです。

これを忘れてしまうとお互いに悪い印象しか残さないでしょう。

取引を円滑に進めることが目的なのに本末転倒になってしまいます。

上手に接待が出来る人は同時に上手に接待を受けられるものです。

そしてそういう人は仕事が出来る人なんです。

皆さんも出来る人を目指して下さい。

今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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