この前、友人のY君からこんな話を聞きました。
「先日妻と口論になっちゃってさ。話が平行線で参ったよ。
え?なんで口論になったのかって?
何気ない雑談から男女間で友情は成立するのかどうかという話になってね。
私は成立すると思っているんだけど妻は否定派でね。話が全く噛み合わなかったよ」
なるほど。男女間で友情は成立するか否かですか。

古くて新しいテーマですね。
そこで今回は男女の友情について調べてみることにしました。
男性の心理や女性の心理についてや、本音ではどうなのかなど掘り下げてみたいと思います。
最後までよろしくお付き合いください。
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目次
男女の友情は成立する?
男女の友情は成立するのでしょうか。
あるアンケートによると男性の66.34%と女性の66.34%が成立すると答えています。
奇しくも同数となったわけですが、自分や相手の置かれた立場によって変わらないものなのでしょうか。
独身か否かや年齢によっても変わりそうな気がします。
そこで様々なケースを見ていくことにしましょう。
独身同志の場合
独身者同士の場合は双方に付き合っている異性がいれば友情は成立しやすいでしょう。
つまり相手のことを異性だと意識しなくて済むからです。
ですがどちらかが付き合っている人がいない場合や、双方とも付き合っている人がいない時は、そのバランスは微妙なものになるかも知れません。
女性の場合は、恋愛対象とそれ以外はハッキリ分けて考える傾向が強いんですが、男性の場合はその辺は曖昧になりがちですから。
どちらかが既婚者の場合
どちらかが既婚者の場合だと、たとえ当人同士が友人だと思っていても、問題が生じてきます。
そう。配偶者の存在です。自分の夫、あるいは妻が自分の知らない異性と仲良くする姿を見て、心穏やかではいられないでしょう。
つまり友情は成立するかも知れませんが、社会的な制約がかかるということです。
友情を優先してしまうと夫婦喧嘩の火種になってしまいます。
下手をすると夫婦別れの原因となるかも知れません。
それでも友人としての関係を維持したいのであれば、自分の配偶者にきちんと説明して理解してもらう事が必要になります。
既婚者同士の場合
既婚者同士の場合もお互いの配偶者に理解してもらうことが必要でしょう。
無難なのは家族同士で付き合うことです。
お互い子供がいれば一緒にバーベキューやキャンプに出かける事も出来ます。友情も続くことでしょう。
ですが配偶者からの理解がなければ、友達付き合いは程々にしておいた方がいいでしょうね。
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仕事仲間の場合
同じ職場の仕事仲間の場合は節度を守れば友情は続くでしょう。
節度とはなにかですが一緒にいるのは昼食や帰りに一杯飲んでいく程度に抑えるということです。
あくまで仕事仲間なのですから、休日にまで会うのは避けた方が賢明です。
普段はお互いスーツ姿かも知れませんが、休日にはカジュアルなスタイルになるはずです。
相手の新鮮な姿を見ると友情が変質してしまうかも知れません。
昼食や飲み屋でも会話の中心は仕事の話にしておけば友情は保たれるはずです。
年齢が離れている場合
女性の方が男性よりも遥かに年上の場合、友情が芽生えれば長続きするでしょう。
ですが逆の場合だと男性次第ということになるかも知れません。
というのも男性は常に若い女性に対して性的な興味を持っているからなんです。
これは本能に根ざしたものなのでどうしようもありません。
ですから男性が自分を抑えられるかどうかが鍵となるでしょう。
高齢な場合・60代以降だとか
かつては茶飲み友達という言葉があるように、高齢になると性的欲求が低下するので、お爺さんとお婆さんでは友人以外なりようがないと思われていました。
ですが最近では老人ホームで出会った高齢者同士が結婚することも珍しくなくなりました。
ですから友情を保つにはお互いを異性ではなく人間として見られるかどうかではないでしょうか。
じつは年齢やお互いの立場に関係なく、これが一番大事なことなんです。
高齢者の場合は人生経験を積んでいますから、他の世代よりも友情を育みやすいかも知れませんね。
男性心理を本音でいうと
男性の本音は自分にパートナーがいたとしても、あわよくば他の女性とも深い関係に…というところでしょう。
これは子孫を残すという本能から来るものなのでどうしようもありません。
男性は全く好みではない女性とは深いつながりを持つことはありません。
そうなると友情も芽生えないということになります。
つまり友人であるということは、その時点でパートナー候補でもあるということなんです。
女性心理を本音でいうと
女性の本音は男性とは全く異なります。
女性は恋愛対象とそれ以外の男性を明確に区別します。
これも本能に根ざしたもので、恋愛対象=この人の子供なら生んでもいい、と判断しているからです。
ですから友人だと思っていた男性から告白されると、裏切られたような気持ちになってしまいます。
だって「恋愛対象フォルダー」には彼は入っていないからです。
男性の友人も女性の友人と同じ「友達フォルダー」に入っていますから。
脳科学の立場からいうと
脳科学的な立場から見ると生殖可能な期間において異性と接した場合、自分では友情だと思っていても脳内で活動している領域は「恋愛」の部分だと言われています。

これは特に男性に顕著なんだそうです。
女性の場合もこの領域が活動していますが、女性には「母性」が備わっていますから、例えば簡単な料理やお弁当を作ってあげる場合などは、「母性」が働いていると思った方がいいでしょう。
以前、男性と女性では脳の使い方が全く異なるというお話をしたことがありますが、ここでもやはり異なるんですね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
やはり男女間で友情を保つのは難しいようですね。
ですが相手のことを異性ではなく人間として見ることが出来れば可能かも知れません。
要するにどれだけ大人になれるのかがポイントみたいです。
最後に…。あなたには異性の友人がいますか?
今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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