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プールの塩素で咳が出たり肌がかゆいことがある!対処法はこれだ!

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サラリーマンのA氏には何やら悩みがあるんだそうです。

「運動不足なのでたまには体を動かそうと、ジムのプールに行ってきたんです。久しぶりに泳いだので心地良い疲れが残ったんです

が、家に帰ってから咳がすごいんです。

風邪を引いたわけでもないのにおかしいと思っていたら、なんだか体がかゆくなってきました。

これって塩素が原因なんでしょうか対処法ってあるんでしょうか」

どうやらプールの塩素でかぶれたようですね。

これでは気楽にプールで体を動かすこともままなりません。

そこで今回は塩素にかぶれた時の対処法について調べてみることにしました。

同じお悩みをお持ちの方も大勢おられると思います。

最後までお読みいただければ、どうすれば改善するのか、おわかりいただけると思います。

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プール後の咳やかゆいことの対処法は?

塩素が原因で体にかゆみや咳が出るときには、その原因を洗い落とすことが重要です。

シャワーに入りたっぷりのお湯で流して下さい。

しっかりとうがいをすることも大事です。

もしかゆみが止まらなかったり、炎症が起きている場合は、皮膚科を受診してステロイド系の塗り薬を処方してもらいましょう。

鼻づまりが取れない場合には、耳鼻咽喉科で点鼻薬を処方してもらうといいでしょう。

なぜ咳やかゆいの?

後述しますが結論から言えばアレルギー反応である可能性が高いですね。

「子供の頃はなんともなかったのに?」と思われる方もいるかも知れませんが、アレルギーは大人になってから発症する場合も多いんです。

例えば花粉症がいい例です。去年の春にはなんともなかった人が、今年の春から酷いくしゃみと鼻水に悩まされるようになったという話は、皆さんも聞いたことがあると思います。

ですから今まで塩素にはなんともなかった人が、アレルギーになってもおかしくないんですよ。

1日のうちで塩素の濃度に変動はある?薄い時は?

遊泳用のプールには塩素を投入することが義務付けられています。

これはプール熱などのウイルス性感染症を予防するためです。

当然、塩素の濃度も決められていますから、濃度が濃かったり薄かったりすることはないでしょう。

もし濃度に変動があると感染症を予防することが出来なくなりますから。

条例で定められている塩素濃度は、遊泳用、学校プールどちらも0.4mg/L~1.0mg/Lです。

水道水の塩素濃度は0.1mg/L ~1mg/Lなので、プールの塩素濃度の方がやや高めです。

プールの中でも塩素が薄いレーンってある?

プールに塩素を撒くときにはなるべく均等に撒くよう、プール管理の手引書に記載されています。

どこのプールもこれを守って管理をしていますから、両端のレーンは薄くて真ん中のレーンは濃いなどということはありません。

ちなみにスポーツジムなどの温水プールの場合は、ほぼ100%循環式となっています。

その場合、プール槽の大きさの1.5~2倍程度の水を循環させて濾過機を通し、オゾン殺菌機を通してから熱交換器を通過させ、最

後に塩素剤を混ぜてプールに送るという手順を踏みます。

塩素の濃度に偏りが生じる余地はないんですよ。

プールの水の中だけでなく空気中にも塩素は飛散している?

飛散しているのか否かということならば、飛散していると答えるしかありません。

水は跳ねていますし蒸発もしていますから。

ですが前述した通りプールの塩素濃度は決められているんです。

決められた濃度以上になることはありません。

ですから塩素を必要以上に吸い込んでしまうことはありません。

ただ、ごく稀に塩素濃度が高いプールの水面から塩素が蒸発し、ぜんそくの発作を引き起こすこともあるそうなので、塩素を投入し

た直後は注意した方がいいかも知れません。

それから泳ぐときには必ずゴーグルを着用して下さい。目が保護されますから。

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アレルギーをもってる人にプールは向かない?

アレルギーと言ってもなんのアレルギーなのかによります。

花粉アレルギーの人がプールに行ってもなんの問題もありません。

ただし、アトピーの人はプールを避けた方がいいでしょう。

塩素の刺激をダイレクトに受けてしまうからです。

乾燥肌や敏感肌の人も避けた方が無難です。

また、改めて言うまでもありませんが、塩素アレルギーの人は絶対に近付いてはいけません。

塩素アレルギーの症状は、咳、鼻水、、鼻づまり、くしゃみといった症状や倦怠感、食欲不振、皮膚湿疹などがあります。

風邪に似た症状なので間違われることも多いんですが、プールに行くたびにこのような症状が出る場合は、病院でアレルゲン検査を

受けることをお勧めします。

終わりに

いかがでしたでしょうか。

プールで体を動かすことは気持ちがいいし、水が適当な負荷になっていい運動になります。

ですがプールには向かない人も一定数存在しますから、自分が当てはまる場合は何か他の方法で運動するようにしましょう。

健康になりたくてプールに行ったのに、体を悪くしては本末転倒ですからね。

今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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