正月は目出度いとは言うものの、じつは毎年憂鬱になるんです。
なぜかというとお年玉。

昔、貰っていたのは事実ですけど、あげる立場になるといろいろ辛いものです。
なんとかお年玉をあげずに済ます方法ってないものでしょうか。
だいたい、親戚とは盆と正月にしか顔を合わせないのに、なんで子供たちに上げなければならないんでしょう。
ーーーこのようにお悩みの方もいるかも知れません。そこで今回は、親戚の子供達にお年玉をあげずに済む方法について、いろいろ調べてみることにしました。
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目次
親戚の子供にお年玉をあげたくない!
自分の甥っ子や姪にはお年玉くらいはあげたいと思います。
でも従兄弟の子供ってほとんど他人ですよね。なのにどうしてお年玉をあげなければならないんでしょう。
だいたい、帰省するのだってお金がかかって大変なんですから。
その上、親戚の子供にまでお年玉をあげていたら、干上がってしまいます。
まあ、愚痴は程々にしておくとして、あげたくないのにはそれぞれ理由があるかも知れません。いろんなケースを見ていくことにしましょう。
ケース1・こちらはまだ若く収入も少ない
働いているし大人なのは確かですが20代の給料は少ないものです。
その少ない給料が削られるわけですからこれは痛いですね。本当はこちらが貰いたいくらいかも知れません。
どうして少ない収入の中から、あげなければいけないんでしょう。
ケース2・ほとんど付き合いのない親戚の子になぜあげる必要が?
従兄弟とは盆と正月くらいしか会わないのに、なぜ従兄弟の子供にお年玉をあげなければいけないんでしょう。
そんな必要があるんでしょうか。
年賀状の交換すらしていないのに理不尽です。
どうにかして断ることは出来ないんでしょうか。
ケース3・こちらは子供がなく、あげ損だ。
甥っ子や姪にはお年玉をあげていても、こちらには子供がいないと、なんだか損をした気持ちになるんです。
しかも毎年のことですからね。
こちらに子供が出来ればいいのかも知れませんが、そううまくはいきません。
もちろん、甥っ子や姪は可愛いんですけど…。
ケース4・親や親せきにお年玉を強要される
親や親戚からお年玉を強要されることもあります。
親はともかくとして、なぜ親戚から強要されなければならないんでしょう。そもそも強要するものなんでしょうか、お年玉って。
なんだか集られている気分です。
正月から憂鬱になるなんて新年が明けた気になりません。
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あげなくてすむ方法
どうにかしてあげたくない場合は、あげずに済む方法もあります。いくつかご紹介しましょう。

・若くて収入が少ない場合
まずはあなたの両親に生活がギリギリであることを伝えましょう。
親戚筋には親からお年玉までは手が回らないことを伝えてもらうんです。
恥ずかしいかも知れませんが、あげずに済ますには正直に話すのもひとつの方法なんです。
・ほとんど付き合いのない親戚の子の場合
これはじつは最初が肝心なんです。
多くの場合、幼稚園くらいからお年玉をもらうようになります。
この時から徹底してあげないんです。
これが毎年の習慣になれば向こうも何も言わないでしょう。
ただ、既にあげてしまっている場合は、区切りが付くまでは諦めて下さい。その子が中学に上がるまでは仕方がないものと思って続けましょう。
中学に上がった時、お祝い金を渡してお年玉は終了しましょう。
・こちらに子供がいない場合
甥や姪にはあげて下さい。でもそれ以上はあげないことが大切です。
あげている場合はやはり区切りが付くまでは続けるしかありません。
ただ毎年金額を減らすという手はあります。別に500円玉でもいいんですよ。お年玉というくらいですから。
・親や親せきにお年玉を強要される場合
まず両親と話し合いましょう。そして理解を得て下さい。
そしてお年玉を強要するような親戚がいる場合は、付き合いを切るつもりではっきりと断ることです。
何か言い返してくるでしょうが聞き流して下さい。
一度きちんと断ればあとは大丈夫です。それでも、もし毎年言うようでしたら、これは付き合いを切った方が賢明です。
他には正月に帰省しない方法や、旅行に出かけるといった手段もあります。ですが話し合うことが大事だと思いますよ。
とりあえずあげるが金額を指定しておく方法
お年玉をあげる時に金額を宣言してしまう方法もあります。
「今年から500円に統一します」と金額を指定して、それ以上はあげないようにするんです。
もっとよこせとは言いにくいでしょうから効果的な方法なんです。
もっとも最初に宣言する時は多少気恥ずかしいかも知れませんが、臆していたのでは切り抜けることは出来ませんよ?
そもそもお年玉の習慣はなぜできたのか
じつはお年玉の歴史はとても古いんです。
中世には既に習慣となっていました。
ただ、今のような形ではなく、武士なら刀を町人は扇を医者なら丸薬をといった具合に、その職業を代表する物を目上から目下に与えていたんです。
そしてその後、餅がお年玉となります。
現在のようなお金に変わったのは、高度成長期だと言われています。
目上から目下にという形から、大人から子供へと変わったのもこの頃からのようです。
終わりに
いかがでしたでしょうか。
うまく断る口実は見つかりましたか?
正月に帰省しないとか旅行に出るという方法よりも、まずは話し合う場を持ちましょう。
お年玉は言わば厚意なんですから、無理に渡さなくてもいいんです。その分、子供たちと遊んであげるのもいいかも知れませんよ。
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