宝くじって当たらないですよね。

買っても買っても当たらない。でも買わなければ絶対当たらないし、どうすりゃいいんだって感じです。
ただ…。高額当選者が不幸になるという話も聞いたことがありますよね。本当なんでしょうか?
お金が沢山あればやりたい事は何でも出来るし、毎日がハッピーになりそうなんですけど・・・。
そこで今回は宝くじにまつわる不幸話について調べることにしました。
調べてみると結構色んな話があるんです。なんだか当たるのが怖くなりますよ…。
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本当に不幸になる?
宝くじの高額当選者が必ず不幸になるなら、誰も宝くじなんて買わないですよね。
「不幸の手紙」を自分宛てに出すようなものですから。ですから高額当選イコール不幸というわけでは決してありません。
では不幸になった人はどうしてそうなってしまったんでしょう?それには原因があるはずです。
具体的な話は「本当にあった不幸な話」の項で述べますが、要するに当選者と周りの人間関係に、不幸になるかならないかの分岐点が潜んでいるようです。
考えてみれば当然のことかもしれません。
人間は社会の中で生きているわけですが、この社会は「資本」というパワーに大きく左右されます。
億万長者になるということは、パワーを手にしたことになります。使い方を間違えると自らを滅ぼしてしまうんですよ。
どのくらいの当選金額で不幸になるのか
それではどのくらいの当選金額で不幸になるんでしょう。
それは当選者が肌感覚で理解できる金額を超えた時が危険なんだろうと思います。

ごく普通のサラリーマンで年収350万円の人だと、概ねその十倍くらいは見当がつくはずです。
つまり住宅の価格ですね。既にローンを組んで購入済みかもしれませんし・・・。
ですが金額が百倍になったとしたらどうでしょう。
今の生活水準で暮らしていけば100年間も暮らせるんです。想像できますか?
ここで間違えて億ションとメルセデス・ベンツSクラスなんかを買ったら、目出度く「人生のズンドコ」のスタートを切ることになります。
億ションにしろベンツSクラスにしろ、後々お金がつきまとう存在なんです。
つまり定期的に高収入が入らなければ維持できないんですよ。
しかも背伸びをして周りの住人と合わせようとすると、更にお金が出ていくことになります。
宝くじの当選金には補給がないんです。補給がない中で戦うとどうなるのか。
旧日本軍を見れば火を見るよりも明らかですよね?
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本当にあった不幸な話5選
それでは宝くじで不幸になった事案を具体的に見ていくことにしましょう。
・知らない親戚が増えた
高額当選して無事に銀行から帰ってきたら、なぜか電話のベルが鳴りっぱなしに。
受話器を上げると聞いたこともない遠い親戚が次々に出てきます。
いずれもパターンは同じで「おばさん(おじさん)は元気ですか?」から始まって徐々に経済的な話に。
最後は決まって「100万でいいから貸してくれ」。
そのうち「近くまで来たからお邪魔してもいいか」などという電話まで来るようになり、怖くなって引っ越したそうです。
・山ほど訴訟を起こされた
アメリカでのお話です。アメリカの宝くじの高額当選金額は日本とは桁違いなんです。
過去には日本円で350億円もの当選金が出たこともあります。
さて、ある青年が高額当選をしました。日本円で数十億円を手にした彼は、氏名と顔写真を報道されることになりました。
これはアメリカでは一般的なことなんです。「当選者は必ずいるんだ」というエビデンスなんですね。
ところがその後、不幸が彼を襲います。
まずは付き合っていた彼女から「宝くじを買ったのはデートの途中でしょ?私がいなければ当たっていないんだから、私には貰う権利があるわ!」と訴訟を起こされてしまいます。
対処をしていると、今度はその日使ったタクシーの運転手が「俺が乗せていかなければ当たってないだろう。当然、俺にも貰う権利がある」ということで訴訟。
さらには宝くじ売り場の売り子や、食事をした店の従業員からも訴訟を起こされ、最終的には20件もの裁判を抱える羽目に陥りました。
その青年は裁判の終了を見ずに姿を消したそうです。
訴訟大国アメリカならではの話ですが、いやはやなんとも…。
・職場にいられなくなった
20代前半の女性が1億円もの高額当選をしました。その女性は怖くなって職場の友人と二人で銀行に受け取りに行きます。
その結果、会社に高額当選がバレてしまいます。
そして周囲からの妬みや嫉みに耐えられなくなり会社を退職することに。
その女性はしばらく人間不信になってしまったそうです。
・当選金で株式投資を始めたら
会社員だったAさんはある日、一億円の高額当選者となります。
有頂天となったAさんは勢いで会社をやめてしまいます。
そして当選金の全額を株式投資につぎ込んでしまいました。
ですが好事魔多しの諺通りになってしまいます。
Aさんが株式投資を始めた半年後にあの「リーマン・ショック」が起きてしまいます。
Aさんは保有している株式全ての株価が暴落していくのを、ただ見つめることしか出来ませんでした。
最終的には雀の涙の金額しか手元に残らず、会社もやめてしまったため生活は困窮することになったそうです。
・豪遊しすぎて自己破産
イギリスでのお話です。
18歳の若さで15億円もの当選金を手にしたジョージ君(仮名)は、当然のことながらお金の使い道を知りません。
そこで周囲に言われるがまま、仕事をやめて豪邸を買い高級車を乗り回して、パーティー三昧の生活をし始めました。
友人たちには気前よくおごりまくります。
どうなるかはおわかりですよね?
宝くじの当選から8年後、ジョージ君は自己破産となりました。
今は安アパートで暮らしながらゴミ収集の仕事で生計を立てているそうです。
そしてじつはその仕事は元々彼がやめた仕事だったんです。
ジョージ君はいっときの夢を見たのかもしれません。
不幸にならないためには
先程も述べましたが肌感覚で理解できる金額を超えた時が危険なんです。
あくまでも自分が理解できる範囲でお金を使うようにしましょう。
ベンツを買うならCクラスで十分満足できるはずです。それ以上高価なクルマを買ってしまうと、クルマが自己主張を始めるんです。
これはクルマに限らないんですが、高価なモノは磁力のように別の高価なモノを引き寄せてしまうんです。
高級車の次は高価な腕時計、老舗テーラーで仕立てたスーツやオーダーの靴など生活水準がどんどん上がってしまいます。
こうなると後は時間の問題です。
そうならないためには、家のローンを完済するくらいにして生活水準を保つことが大事です。
別荘などは将来的にそこで暮らすといったようなプランがあれば別ですが、そうでなければ良い旅館に泊まった方が遥かに楽ですよ。
高級ディナーや海外旅行などプチ贅沢を楽しむようにしましょう。
終わりに
いかがでしたでしょうか。宝くじが当たっても、こうはなりたくないですね。
生活水準を守ることが大事だということもわかりました。
傍目には以前と変わらないような生活を送りながらプチ贅沢を多く楽しむ事がポイントです。
当選金を予算分けするのもいいかもしれません。
外為預金にいくら、株式投資にいくら、ゴールドにいくらといった具合です。
心配な方はファイナンシャル・プランナーに相談するのも手かもしれません。
そんな心配をしてみたいものですが(笑)
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