京都の夏の祭といえば祇園祭が有名ですね。

引用元:http://minkara.carview.co.jp/userid/506499/blog/27...
大阪天神祭・東京神田祭と並ぶ日本三大祭りとして国際的にも認知されています。
外国からも大勢の方々がいらっしゃいます。
歴史があり、有名な祇園祭の宵山のおすすめの見どころ・楽しみ方、山鉾巡業で混まない穴場、今回はそのあたりを探っていきます。
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祇園宵山2019日程
祇園祭2019の日程は7月1日から31日までの1か月間です。
祇園祭2019では7月17日に山鉾巡行(前祭)、7月24日に山鉾巡行(後祭)が行われます。
17日の、山鉾巡行(前祭)では長刀鉾を先頭に山鉾23基、24日の山鉾巡行(後祭り)では橋弁慶山を先頭に山鉾10基が巡行します。
前祭 ↓
後祭 ↓
宵山(前祭)は7月14日から16日の3日間、宵山(後祭)は7月21日から23日の3日間となります。
さらに、前祭の14日・後祭の21日を「宵々々山」、前祭の15日・後祭の22日を「宵々山」、前祭の16日・後祭の23日を「宵山」といいます。
2019年祇園祭のハイライトとなるのは次にかかげるものです。
(祇園祭日程・前祭)7月17日(水曜日) 山鉾巡業 9:00四条烏丸出発
(神輿渡御) 7月17日(水曜日) 神幸祭 16:00八坂神社出発
(祇園祭日程・後祭)7月24日(水曜日) 山鉾巡業 9:30烏丸御池出発
(神輿渡御) 7月24日(水曜日) 還幸祭 17:00八坂御旅所出発
山鉾とは、山形の台に鉾や長刀を立てたもので、神社などのお祭りの時に引き出されます。
宵山の見所・楽しみ方!
祇園囃子(ばやし)が鳴り響き、山鉾の駒形提灯(ちょうちん)に灯(あかり)がともり、京都市内の夜が華やかで賑やかに活気付く宵山には、全国各地はもちろん海外からも多くの方が、この雰囲気を楽しむために訪れます。
楽しみ方は、たくさんの露店が出る、夜店と歩行者天国を、夜店を巡りながら、いろいろな飲食を楽しみ、そぞろ歩きをするのが良いと思います。

引用元:http://k21.jp/blog/?p=207
そして、鴨川の河川敷で涼みながら、ゆっくりするのも良いのではないでしょうか。

引用元:https://3shisuimei.com/1068.html
露店の出店は前祭の宵山の7月15日と16日の2日間のみです。露店が出る場所は、烏丸通沿いと新町通沿いと室町通り沿いです。出店時間は9時~23時です。歩行者天国になるのは同じ日の18時~23時です。
他にも歩行者天国になるエリアを地図でご紹介します。

引用元:http://trend-news-today.com/4173.html
見所としては宵山期間中は、山鉾が一般公開されていますので、間近で見ることができます。山鉾の授与品なども手に入れることもできます。
山鉾巡りも楽しいと思います。山鉾の地図です。 ↓

引用元:http://trend-news-today.com/4178.html
「祇園囃子」 ↓

引用元:http://www2.gunmabunkazigyodan.or.jp/cgi-bin/item....
また、祇園囃子の「鉦(かね)・太鼓・笛」の3種類の楽器で奏でられる「コンチキチン」と鳴り響く曲目は実は各鉾で違います。この違いを楽しむのもおすすめです。
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山鉾巡行のルートと目安の時間
前祭巡行ルートの時間は赤、後祭巡行ルートは青です。
四条烏丸出発 9:00 9:30
四条河原町 9:35頃 10:00頃
河原町御池 10:25頃 10:40頃
新町御池到着 11:25頃 11:20頃
【前祭巡行ルート】↓

引用元:https://www.amtcreationsinc.com/?p=255
地図上は2017年度の時間帯ですが、場所の確認になりますので参考にしてください。
場所によって約5分程の時間のずれはあります。スマホを持っている方はグーグルマップを利用されるといいかもしれませんね。
山鉾の見どころ
1番の見どころは「辻回し」です。

引用元:http://crea.bunshun.jp/articles/-/8205
大勢の人々によって引かれていく大きな山鉾は、最もおおきい物で12トンを超えると言われます。
山鉾には舵はついておらずまっすぐにしかすすめません。そのため交差点で90度の方向転換をする必要があります。
これを「辻回」しと呼びます。これは「ささら」と呼ばれる竹を車輪の下に敷き、水をかけ滑りやすくする方法で山鉾を回転させます。
方向転換する際のかけ声と、大きく揺れる山鉾の様子にワクワク、ドキドキします。すごい見どころです。
最大人気は長刀鉾です。
長刀鉾は鉾先に大きな長刀がついているのが特徴で、最も古くから存在する山鉾でもあります。
この長刀は疫病邪悪を祓うとされているので、見ているとご利益を授かりそうですね。
山鉾巡業で混まない穴場はどこ?
前祭りで混雑をなるべく避けたいのであれば、山鉾巡行コースの最後の方の場所から見るのがおすすめです。
前祭と後祭でいえば後祭の方が比較的すいています。
前祭りの迂回しが行われる四条烏丸の交差点付近は、場所取りの方が午前6時から陣取っていますので、最前列で見ようと思えば午前6時過ぎには現地に到着している必要があります。
また、宵山は23時まで行っているので、後祭の宵山21時過ぎ以降に山鉾を見に行くと比較的混雑を避ける事が出来ると思います。
前祭の終盤で10時半頃以降に通る御池通は、道幅も広く比較的すいています。
辻回しを見るのであれば、地下鉄東西線「京都市役所前」駅を出てすぐの河原町御池の交差点か、巡行最後の交差点である新町御池の交差点が良いのではないでしょうか。
この辺りは有料観覧席も設けられており、その席のチケットを手に入れる事ができればゆったりと座って見ることもできます。

引用元:http://kanjisc.com/2011.html
有料観覧券の販売開始は、前祭巡行・7月17日が平成30年6月5日(火)、後祭巡行・7月24日が平成30日6月12日(火)となっています。
一般席で3180円です。購入はインターネット、コンビニ、旅行会社などで行うことができます。
まとめ
・祇園祭の2019年の日程を把握する
7月1日から7月31日まで行われる。
その中でもハイライトは
(祇園祭日程 ):7月17日(水曜日) 山鉾巡業 9:00四条烏丸出発
(神輿渡御):7月17日(水曜日) 神幸祭 16:00八坂神社出発
(祇園祭日程 :7月24日(水曜日) 山鉾巡業 9:30烏丸御池出発
(神輿渡御):7月24日(水曜日) 還幸祭 17:00八坂御旅所出発
・宵山の見所と楽しみ方
前祭の7月15日、16日のみの歩行者天国(18時~23時)と露店(9時~23時)がおすすめです。
山鉾巡りと祇園囃子の違いを楽しむのもおすすめです。
・混まない穴場
前祭りで混雑をなるべく避けたいのであれば、山鉾巡行コースの最後の方の場所から見るのがおすすめです。
宵山は23時まで行っているので、後祭の宵山21時過ぎ以降に山鉾を見に行くと比較的混雑を避ける事が出来るでしょう。
前祭の終盤10時半以降に通る御池通は道幅も広く比較的すいています。
辻回しを見るのであれば、地下鉄東西線「京都市役所前」駅を出てすぐの、河原町御池の交差点か、巡行最後の交差点である新町御 池の交差点が良いでしょう。
この辺りは有料観覧席も設けられており、その席のチケットを手に入れるのもひとつの方法です。
今から、祇園祭が待ちどうしくなって来ました。特に宵山の3日間と山鉾巡業日は前祭・後祭、どちらも天候に恵まれることを祈るばかりです。
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