先日、いっしょにいた友人が「しゃっくり」がなかなか止まらず困っていました。

そう言えば昔、「しゃっくり」を止める言葉があると聞いたことがあったのですが、その時は思い出せず伝えることが出来なかったんです。
そこで今回は「しゃっくり」を止める効果のある言葉についていろいろ調べてみました。
なかなか興味深い結果になったので最後までお読みくださいね。
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止め方の言葉3つ。
しゃっくりを止める言葉は次の3つです。
1、しゃっくりをしている人に向かって「豆腐の原料は?」と聞く。
しゃっくりをしている人は「大豆(だいず)」と答える。
2,しゃっくりをしている人に向かって「ナスの色は何色?」と聞く。
しゃっくりをしている人は「紫(むらさき)」と答える。
3、しゃっくりをしている人に向かって「玉子の黄身の色は何色?」と聞く。
しゃっくりをしている人は「黄色(きいろ)」と答える。
「黄色」については「菜の花の色は何色?」という聞き方もあるようです。なんだか不思議なお話ですねえ。
止まる理由は?
ではどうして「言葉」でしゃっくりが止まると言われているのでしょう。
じつは答えの「大豆(だいず)」などの「言葉」には意味はないんだそうです。
意外性のある質問をすることが大事なんだとか。
しゃっくりをしている時に突然、質問をされればキョトンとする人がほとんどでしょう。
しかも「なんでそんなことを聞くの?」
と思わずにはいられない質問の場合、考え込んでしまいますから、いつの間にかしゃっくりが止まるというメカニズムなんだそうです。
なるほど。理由を聞くと納得できますねえ。
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他にもあるしゃっくりの止め方11選
「言葉」でしゃっくりが止まればいいのですが、うまくいかない場合にはこんな方法もあるんです。
・砂糖を食べる
小さじ一杯の砂糖を食べるそうです。効くんでしょうか?止まることがあります。
・紙袋を口に当てて呼吸をする
空気中の酸素を減らし血中の二酸化炭素濃度を上げることで止めるそうです。なんだか過呼吸の治療みたいですねえ。ビニール袋はご法度です。
・息を止める
大きく深呼吸して、そのまま息を止めます。苦しくなったら、ゆっくり息を吐き出します。しゃっくりは横隔膜の痙攣ですから、これで止まる人は多いようです。
・冷水を飲む

コップ一杯の冷水を飲むという方法。普通に飲む方法と反対側の縁から飲む方法があります。
反対側から飲むと体を前かがみにしないと飲めません。あるいは下唇のほうから飲む感じです。これが効果があるとも言われているようです
・くしゃみをする
こよりなどで鼻を刺激してくしゃみをする方法です。これも横隔膜を動かすことになるので止まる人が多いようです。
・頭を後ろに倒す
頭を後ろに倒すだけです。真上を見る感じでしょうか。
横隔膜の神経が頚椎から出ているので結構効くそうです。こんな簡単な方法もあるんですねえ。
・耳に指を入れる
両耳の穴に指を入れる方法です。使うのは人差し指。少し痛いくらいに指を押し込みます。時間は30秒位。
これで止まるというもの。NHKの「ためしてガッテン」でも紹介された方法です。
・柿のヘタを煎じて飲む

民間療法で古くから伝わる方法です。150mlの水に柿のヘタ5個くらいを入れて、大体半分くらいになるまで煎じて飲みます。
・眼球を圧迫
まぶたを閉じて、両方の指で眼球を軽く押さえます。疲れ目がひどい時によくやるやり方でこれが効果がある人は効く場合が多いようです。
・舌を引っ張る
濡れていないガーゼなどで舌をつかみ、引っ張ります。すると喉の奥への刺激によって、止まることがあります。
・背中を叩いてもらう
誰かに叩いてもらうと横隔膜への刺激になり、止まることもあります。
その他にもツボを押すという方法もあります。
終わりに
いかがでしょうか。
しゃっくりを止めるためには、まず例に挙げた3つの意外な質問をしてみましょう。
これで止まればめでたしめでたし。
止まらなければご紹介した他の方法を試してみてください。人によってまちまちですが、どれかはきっと効くと思います。
なかでも、「耳に指を入れる」が効果がありそうですね。NHKの番組で紹介されるくらいですから・・・。
NHKは受信料を取っているんですから、全く効かない方法を勧めることはないでしょうから(笑)
最後の手段としては、薬剤師に相談して薬を紹介してもらうことです。また、お医者さんに診察してもらいましょう。
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