夏休みの自由研究の理科って選ぶのも難しいし、考えてしまいますよね。
でも、今時は色々な種類の物も出て、アイデアも様々になってきています。学年によって内容も、難しさも違ってくるものですね。
今年も夏休みがやってきます。どんなテーマがあるか考えていきましょう。

引用元:http://benesse.jp/jiyukenkyu/
中学生となると親は手を貸さずにいるのが望ましいですが、小学生ではアイデアを一緒に考えてあげる方が子供の意欲も出てくるかもしれません。
ここではそれぞれのレベルの一般的な物を取り上げてみました。
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中学生バージョン
部活や勉強で多忙な中学生なので、家にあるアイテムだけで手軽に行える物だと非常に助かりますね。
その点バナナの皮を使った紫外線の影響のテーマなら、大変手軽にできる実験でお勧めな自由研究です。
バナナの皮を使った紫外線の影響のテーマ
やり方
バナナにアルミホイル、日焼け止め、セロハン等をそれぞれ巻き、半日ほど直射日光に当ててから暗所で保管します。
それぞれの部分がどう変化したかを比較観察して実験のまとめを書く実験で、手軽にできます。

引用元:https://www.kodomonokagaku.com/summer/2014/experim...
あとは身近なアイテムを使って、興味深い装置を作り、その仕組みを検証するという実験も大変おすすめです。
例えば、ペットボトルの噴水は、ペットボトルとストローだけで簡単に作れてしまう噴水の装置ですが、中学生の自由研究で扱うなら作るだけでなく仕組みに焦点を当てるといいですね。
ペットボトルの噴水

引用元:https://www.youtube.com/watch?v=J8EFqiEoJwI
「材料」
・ペットボトル2本
・ストロー2本
・接着剤
・ビニールテープ
・キリ
・プラスドライバー
・油性ペン
・定規
・ハサミ
・雑巾
・小さな板
・水
以上です。
どれも家庭にあるものばかりですね。
ペットボトルは同じ大きさのもので、
500mlサイズがイイでしょう。
「作り方」
作り方はいたって簡単。
ペットボトルのフタを接着剤でくっつけて、そこに2つ穴を開けます。
そして、少し加工したストローを通して、水を入れたペットボトルに取り付けるだけ。
因みにペットボトルの噴水のしくみは、上のペットボトルの水がストローを通し下に落ちる。そして水により下のペットボトル内の空気が上に上げられる。
そして、ストローの小さな穴から入った水が空気に押し上げられる。そして空気に押し上げられ水が上のストローから噴き出す。

引用元:https://blog.goo.ne.jp/shun2cb/e/38ec0b2f57de46cd2...
という風に説明できますので、水と空気の性質の特徴を理科で習った知識も絡めて、実験の結果をまとめると中学生らしい内容になりますよ。
その他、図書館にいったり、インターネットを利用してアイデアを調べてみてください。
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小学生バージョン
小学生で一般的な理科の自由研究は、一般的に朝顔の観察記録や生物の調査といったものが定番ですが、絵日記やレポートにまとめる必要がありますね。
朝顔の観察記録や生物の調査

引用元:https://kids.gakken.co.jp/jiyuu/summary/03_kansats...
観察記録の書き方
書き方として、見た目がどうなのかを書く事が一番ですが、触ってみた感じや臭いも書くことが大切です。具体的に数字をいれて大きさを表すとか、絵をかくときは細かく丁寧にかきましょう。
朝、昼、夕の様子を書くことができればいいですね。開花、しぼんだ時刻も忘れずに。
観察を記録する場合、同じスタイルで記録する方が見やすく、分かりやすいので、スケッチブックなどの、まとまって閲覧できるものがおすすめです。
比較的手軽に、簡単に出来るものとして「スライム」があります。スライム作りは手間がかからないので、親のほうの負担もあまりかかりません。
スライム

引用元:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%83%A9%E...
用意するものは<必要な材料・道具>
・ホウ砂(薬局などで買えます)
・PVA洗濯のり
・お好みの色の絵の具(少量)
・水
・紙コップ
・割り箸(混ぜるため)
・ペットボトル
PVAのりは薬屋さんや100均で売っています。そんなにたくさん作らないのであれば100均で十分です。
スライムの作り方

引用元:https://plaza.rakuten.co.jp/990213/diary/201005250...
①ホウ砂(大さじ1)と水100mlをペットボトルに入れて混ぜます。
②紙コップに水(大さじ4)とPVA洗濯のり(大さじ2)を混ぜて、身近にある米粒ほど少量の絵の具で色付けします。
③最初に作ったホウ砂のうわずみ水(大さじ3)と②を混ぜ、固まるまで割り箸で混ぜます。
チェックポイントとしましては、①と②の分量の割合が1対2になるようにすると上手く作れます。
お子様が小学生で、4年生以上の高学年であれば、スライム作りをした体験を、レポートに見栄え良く、まとめ方に工夫をすると、充分、自由研究の宿題として提出できることになります。
まとめ
・バナナの皮を使った紫外線の影響
・ペットボトルの噴水
・観察記録の書き方
・スライム
自由研究の理科って言うと少ししり込みするかもしれないけれど、こうやって色々調べてみるとけっこう楽しそうな物もありますね。
観察系も視点のポイントを教えてあげるとか、特に実験系は小学生では親の手を借りなければできない子もいるかもしれないですね。
親子一緒にやったことは、子供が大人になった時にいい思い出として心に残るでしょう。
今年の夏はご家族で一緒に、相談しながら楽しみながらやってみてはいかがでしょうか。
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