日本三大けんか祭りのひとつ!灘のけんか祭りが2019年10月14、15日に開催されます。
引用元:http://www.nadamatsuri.jp/outline/
神輿を激しくぶつけ合うからけんか祭りと言われていますが事故はないのだろうか?
今回は過去に事故はあったのか?けんか祭りの見どころ、一番激しい見物場所を探ってみました。アクセス情報もお伝えします。
それでは早速みていきましょう。
スポンサーリンク
本当に事故はあったの?
公式に発表されている事故は2件ありました。紹介します。
2001年
当時57歳の男性が倒れてきた神輿の下敷きとなって死亡しました。
2009年
数台の屋台(太鼓台)が、担ぎ棒をぶつけ合う「練り合わせ」で屋台をぶつけ合って
いた際に挟まれた当時49歳の男性が死亡しました。
公式の発表ではこの2件だけですが、実際のところでは灘のけんか祭りで、重症のケガをして数日後に亡くなってしまったという事故もあるそうです。
もしかすると実際には、灘けんか祭りでは公表より多くの事故が発生している可能性もあるかもしれません。それだけ激しい祭りなんですね。
どこで見るのが一番激しいのか。
松原八幡神社の楼門の前の立ち見観覧エリアで見るのがおすすめです!
2019年の灘のけんか祭りの宵宮(よいみや)、本宮(ほんみや)ともに迫力満点の練り合わせが間近で見られるスポットです。
宵宮(よいみや)は、松原八幡神社の境内(けいだい)で豪華で美しい7台の屋台(太鼓台)が激しく練り競います。
本宮(ほんみや)は、3基の神輿と6台の屋台(太鼓台)が、境内で徹底的にぶつかりあう「ぶつけ合い」「練り合わせ」を行います。
松原神社の一角は桟敷席で占められていますが、無料の立ち見で観覧が可能なスペースもそれなりにあります。立ち見スペースからも神輿と屋台の激しい練り合わせを確実に見ることができますよ!
無料では近くから見ることはできませんが最も激しいところを紹介します。
最も激しいのは御旅山(おたびやま)で行われる練り合わせです。
御旅山とは、松原八幡宮から西へ1キロ程離れた小高い山です。御旅山(おたびやま)のふもとにある、自然発生のすり鉢状の地形を生かした練り場で行われる屋台と神輿のぶつけ合い、練り合わせが最も激しい催事です。
無料の立ち見観覧エリアでは、かなり遠くなってしまい激しさが感じられません。練り場に近い段々畑で自然発生してできたところが桟敷席になっています。
桟敷(さじき)席は地元の人達のみで一般の見物客は立ち入り禁止になっています。こればかりは仕方がありませんね。
見どころは?
宵宮(10月14日)の「宮入」と本宮(10月15日)の御旅山での「練り合わせ」です。
・宵宮の宮入
7台の屋台が松原八幡神社に「宮入り」をします。宮入りとは神社の境内(けいだい)に入ることです。
神宮のお祓いを受け、その後は夕方まで屋台同士で練り競う「練り合わせ」を行います。
夕方になり薄暗くなると屋台の提灯に灯りがつきます。神々しさも増した美しい光景を見ることができます。
最後は神社から宮出しします。屋台の各地区の場所へと帰ります。
・本宮の練り合わせ(御旅山)
本宮では6地区の屋台が宮入りします。
その後、宵宮(前夜祭)には出ていなかった3基の神輿が出てきて松原神社の楼門(ろうもん)前で激しくぶつかり合う「神輿練り」が行われます。本宮最初の見どころです。
「神輿練り」のぶつけ合いは「神輿が壊れるほど激しいほうが神意(しんい)にかなう」とされていて、それはそれは迫力満点です!「けんか」と呼ばれていますが、実は神様の気持ちに応える行為なのですよ。
その後、神社から約1㎞先にある御旅山のふもとに場所を移します。
練り場と呼ばれる自然発生した「すり鉢状の地形」を利用して、けんか祭りのメインイベントともいえる3基の神輿と7台の屋台による練り合わせが盛大にスタートします。
激しいぶつけ合いでは土煙が舞い上がります。
神輿や屋台を壊すほどに神意に応えているわけですから観客も煽り盛り上げまくります!しばらく鳥肌が冷めないほどの見ごたえを味わうことができますよ!
スポンサーリンク
アクセス・駐車情報
開催場所は松原八幡神社です
山陽鉄道
山陽姫路駅から約15分
「白浜の宮」駅下車徒歩約5分
車のアクセスはお祭り当日は開催区間は通行止めになります。
祭り専用みたいな無料の駐車場はなく、その他の駐車場も満車状態であるから祭りの運営本部も駐車場がないので電車を利用するように促しています。
そのため、車では祭り会場最寄り駅(白浜の宮)の前後の駅付近のパーキングに止めるしか方法がなさそうです。
こちらは白浜の宮駅にあるパーキングです。
・タイムズ白浜の宮駅前(13台)
こちらは白浜の宮駅近辺の駅にあるパーキングです。ちなみに姫路駅周辺にはパーキングは沢山あります。
・白浜の宮駅の2駅前「飾磨駅」に山陽飾麿パーキング(46台)があります
・白浜の宮駅の7駅前「高砂駅」に高砂駅前パーキング(12台)があります
まとめ
・灘のけんか祭りで公式に発表されている事故は2件
・2001年当時57歳の男性が倒れてきた神輿の下敷きとなり死亡しました
・2009年当時49歳の男性が「練り合わせ」で屋台をぶつけ合って いた際に挟まれて死亡しました
・最も激しいのは御旅山(おたびやま)で行われる練り合わせ。練り合わせの激しさを観覧できる桟敷席は地元民専用
・無料でけんか祭りの激しさを見るなら松原八幡神社の楼門前の立ち見観覧エリア
・灘のけんか祭りの見どころは宵宮(10月14日)の「宮入」と本宮(10月15日)の御旅山での「練り合わせ」
・電車でのアクセス:山陽鉄道 「白浜の宮」駅 徒歩約5分
・車の場合は、最寄り駅近隣の駅周辺パーキングを使う
死ぬまでに一度は見ておけと言われる灘のけんか祭り。
「練り合わせ」は一見ただの破壊行為と思っちゃいますよね。
しかし!神輿や屋台を壊すほど神意に応える!となればヒートアップするはずですよね。
見れば悩みもふっ飛び気分もスッキリするのかもしれませんね!
スポンサーリンク