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「とんでもない」の意味と使い方を例で説明。とんでもございませんは間違い!

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「とんでもない」という言葉はよく聞きます。でも本当の意味となるともうひとつよく分かりません。驚いているのか?)謙遜しているのか?)?

また、使い方にしてもよく聞くのは「とんでもございません」ですがこれは間違いって知っていますか?

日本語の正しい使い方って難しいですね。今日は実例を用いて「とんでもない」を見ていきましょう。

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「とんでもない」の意味は?

1、思いもかけない。意外である。

2、たいへんなことだ。許しがたい。(非難する気持ちで)

3、全くそうではない。(相手の言う事を強く否定する・謙遜

引用元:大辞林

解説していきます。

 

1、思いもかけない、意外だ。常識では考えられない。という意味では

例:➀「あいつはいつもとんでもない(おもいもかけない)ことをしでかすんだ」

  ➁「あの先生はとんでもない(常識では考えられない)発明をした」

  ➂「あなたの言ってることはとんでもない(常識では考えられない)間違いだ

2、たいへんなことだ、けしからん。(非難の気持ち)という意味では

例:➀「あいつはいつもとんでもない(けしからん)ことをしでかすからなあ」

  ➁「あの発明はとんでもない(大変良くない)発明だよ」

あれ?1と2の例➀➁はほぼ同じ文ですね。これは言い方というかその場の状況によって意味合いが変わっていきます。

1の場合だと「びっくり」「意外だ」という驚きを含んでいますが、2の場合だと「それはダメだ」「いけないこと」の非難の気持ちです。

これはその時の話の流れやバックグラウンドによってニュアンスをくみ取るという事になります。

3、全くそうではない。(相手のいう事を強く否定)という意味。謙遜の意味を込める。

例:➀「元気そうですね」「いえいえ、とんでもない。あちこちガタがきてますよ」

  ➁「お料理、上手ですねえ」「とんでもない、まだまだです」

  ➂「すみません」「いえ、とんでもない

➂は「すみません」という謝罪に言葉に対して「とんでもない、謝ってもらう必要はありませんよ」という意味です。

3は相手のいう事を強く否定していますね。違うよ、そんなことないよ、謝ってもらう必要はないよ、という具合です。

「とんでもない」の使い方は意外・非難・謙遜と3つの使い方があるのが分かりました。

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「とんでもございません」は間違った使い方!

とんでもございません。(とんでもありません)

よく聞きます。

「とんでもない」

 ↓

「とんでもありません」

 ↓

「とんでもございません」

こんな風に下に行くほど丁寧な敬語の感覚で使ってしまいます。ところが「とんでもありません」「とんでもございません」ともに間違った使い方なのです。

何故かというと「とんでもない」というので一つの言葉だからです。「とんでも」と「ない」には分かれないからです。

もし「とんでも」と「ない」というふうに二つに分けることが出来るなら「とんでもある」という言葉もあることになります。

でもないですよね、「とんでもある」「とんでもあります」「とんでもございます」。

ですからこの場合は「とんでもない」という一つの単語にたいして丁寧にいうとすれば「とんでもないことです」「とんでもないことでございます」が正しい使い方となります。

ところが最近ではかなり「とんでもありません」「とんでもございません」が使われてきています。

言葉は生き物でその時代文化に合わせて変化していきます。この「とんでもありません」も文化審議会答申『敬語の指針』では誉め言葉への謙遜として「とんでもありません」「とんでもございません」は使っても問題は無いという事になりました(2007年)

「とんでもない」の意味3の場合です。

まとめ

「とんでもない」の意味・使い方

 1、思いもかけない、意外

 2、避難

 3、相手の言い分を否定した謙遜

「とんでもありません」「とんでもございません」は間違い

 ・「とんでもない」で一つの単語だから。

 ・「とんでも」「ない」とわけることができないため

文法上間違いとはいってもかなり市民権を得てきている「とんでもありません」。言葉は生き物ですから使い方もどんどん変化していきます。

つい最近でも「ヤバい」「鳥肌が立った」などと昔とは真逆の意味になった言葉もあります。

年配の方が聞けば眉をひそめるであろう「とんでもございません」も近い将来きちんとした日本語になってゆくのでしょうね。

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