子供にピアノを習わせたい。でも、月謝ってどれ位なんだろう。ものすごく高いのはたいへんだし・・・
いろいろ悩みますね。そこで調べてみました。するといろんなケースがあることが分かりました。また1回のレッスン時間や年間レッスン回数も様々です。
早速いってみましょう。
ピアノ教室の月謝の相場
ほとんどのピアノ教室ではピアノの進度によって月謝が変わってきます。(入門は~、中級コースは~、上級コースは~、という具合です)
今回は初めてピアノを習う場合で考えることにしました。
またその中でも大手楽器店か個人か、のんびり進めるのかバリバリ進めたいのか、このあたりでも変わってきます。
大手(ヤマハ音楽教室やカワイ音楽教室など)か個人教室か
ヤマハ音楽教室はコースがいろいろありややこしいのですが月謝7500円です。1回のレッスンは30分で年間40回。
個人教室は地域の差もあり実に様々なのですがざっと見て多いのが月謝6000円。1回のレッスンは30~40分、年間43回。
筆者が聞いた最安値は1回のレッスン代が500円というものでしたが、あまり評判は良くなくいつのまにかなくなりました。あまりの安さで習うという気持ちが希薄になってしまいだらけた雰囲気になってしまったようです。
大手教室は教室の建物の維持、様々な管理費などが加わり少し高くなる傾向があるようです(冷暖房費は別途)
個人教室は月謝5000円あたりから、と考えればいいでしょう。
のんびり進めるか、バリバリやるか
上記のケースはのんびりすすめるケースだとお考え下さい。
ピアノ教室に通うにあたって親がおもうことは「音楽好きになってほしい」「ピアノが弾けたらいいな」という感じだと思います。
あまり最初からバリバリやろうと思う人は少ないかも知れませんね。ではどんなケースがバリバリやりたいと思うのでしょうか。
バリバリやる、というのは簡単に言えばコンクールなどの挑戦コースです。
子供がまだ習ってもいないのに勝手に曲を探り弾きする、勝手に曲を作る、指がふわふわとよく動く、などを見たお母さんは「この子にピアノをしっかり習わせよう」と思うのですね。
そういう場合は生徒をたくさんコンクールに入賞させている先生を選ぶことになります。
この場合のお月謝というのは一般に高いです。初心者であっても10000円~15000円ほどします。
ただ、こういう先生はこどもをすごく上手に伸ばしてくれるので小学生低学年でも「えっ、何?すごい!めっちゃうまい!」というレベルまですすむこともあります。
こんなところに注意
だいたいピアノ教室の月謝(入門コース)は7000円くらいが相場だと書きましたが、実はよく見るとさまざまな違いがあります。
まずは月に何回のレッスンなのか。
一般的には月4回です。
では年何回なのか。ここに注意です。
ヤマハ音楽教室では年40回となっていますね。月4回なら年48回になるはずですが、月4回なのは4か月だけで8か月は月3回という事になります。
個人の先生は様々で月4回年48回の先生や月4回だけど年45回とか。このあたりはしっかり確認しておきたいところです。
月4回だけど3回はピアノレッスン、1回はソルフェージュ(楽典、聴音など)というケースもあります。
1回のレッスンの時間
30分から40分のところが大半です。
なかには1時間というところもあります。
振り替えレッスンはあるのか
ここもしっかり確認しておきたいところです。
こどもはよく体調をくずしたり、また小学生であれば学校の行事などでお休みしなければいけないこともあります。その時の振り替えレッスンですね。
これは大手楽器教室は融通が利かないことが多いですね。
まとめ
ピアノ教室の月謝の相場を見てみました。
・大手楽器店・・・7500円
・個人のピアノ教室・・・6000円(5000円から7000円ほどです)
・コンクールなどを目指すような個人教室・・・15000円前後
注意する点は
・月何回のレッスンか
・年何回のレッスンか
・1回のレッスン時間は
・振り替えレッスンはあるか
たとえば5000円の月謝でもよく見ると年40回で1回のレッスン時間が30分だとあまり安くありませんね。ほとんどが月3回レッスンとなり、4回になおすと6600円になりますからね。
ピアノ教室の月謝というのは条件が一定ではないのでなかなかややこしいです。
もちろんコンクールによく入賞させてる先生で月謝を安く設定しておられる人もいます。またヤマハの月謝体型はとても複雑で上記以外のパターンもたくさんあります。
このごろはピアノ教室のホームページを出しておられる先生も多くなっていますのでよく注意してみられるころをお勧めします。
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