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お月見の由来を子供にわかりやすく会話風に書いてみました!!

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お月見にはススキを飾りお団子をお供えするなど楽しい行事ですが、子供にお月見の由来をわかりやすく話すにはどうしたらいいのでしょう。

そもそも由来は何なのでしょうか。うさぎは?おだんごは?餅つきって?

早速見ていきましょう。

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超簡単にお月見の由来を言うと

 

お月見というのは綺麗な満月を見て楽しむことです。

元々は唐時代(618~907年)の観月の宴「中秋節」からきていて、日本には平安時代に伝わりました。

満月は1年に12回(うるう年は13回)あり、満月のことを15夜とも言います。12回の満月の中でも旧暦8月15日(現在の9月20日ころ)が最も美しく「中秋の名月」と言われています。

2018年中秋の名月は9月24日(月曜日)です。

月見団子を食べるのは月と同じ丸いおもちを食べることで健康と幸せを願いました。

ススキは米の稲穂にみたてて子孫や作物の繁栄を願っています。

丁度そのころはいろいろな作物が取れる時期ですから収穫の感謝をこめていたのですね。

ちょっと悲しい月とうさぎ

なぜ月にうさぎがいるのかというと、ちょっと悲しい話になります。

何か人の役に立つことをしたいと思っていたサル、キツネ、うさぎの3匹は、みすぼらしい老人を助けるために食べるものを獲ってこようと考えました。

サルとキツネは老人に食べ物を獲ってくることができたのですが、うさぎは何も獲ってこれなかったのです。何とか老人を助けたいと考えたうさぎは「どうぞ私をたべてください」と火の中へ飛び込んだとのです。

神様であったその老人はうさぎを可哀そうに思い、月の中にうさぎの姿を永遠に残すことにしたのです。

小さい頃、月の中にうさぎがいると言ってはしゃいでいたのですがこんなお話があったのですね。

うさぎが餅をつくということに関しては、元々は不老不死の薬を作っているということが日本に伝わってから「満月」=「望月(もちづき)」から転じて餅をつく、となったようです。

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お月見の由来を子供にお話しすると・・・

ではこどもにお月見の話をしますね。

今日はお月見だよー。きれいにお飾りもしたし、お団子も買ってきたよー。
わーい、お団子おいしそう!この葉っぱみたいなん何?
これはね、ススキっていうの。ほら、あの空き地にもあるでしょう。これね、お米がなる稲穂っていうのの代わりなのよ。ずーっとずーっとずーっと昔は今みたいにいろんな食べ物がいっぱいなくて食べ物を作ってる人は食べ物がいっぱいできた時に神様に感謝してたの。
今日は満月っていってお月様がまん丸できれいでしょう。お団子もお月様といっしょでまん丸だねえ。こんなきれいなお月さまを見れて神様ありがとうございます、って思って食べるのよ。
ふうん。ねえねえ、お月さまにうさぎがいてお餅をついてるって本当?
そうねえ。昔神様がみすぼらしいお爺さんのためによいことをしたうさぎをお月さまに連れて行ったんだって。うさぎはみんなのためにお餅をぺったんぺったんついているのかな?
お月さまをよーく見るとうさぎに見えるよ。うさぎさんがついたおもちがこれ!はいどうぞ、食べよう!

まとめ

中秋の名月とはよく言ったもので秋の空気を感じる夜に見る満月は本当にきれいですね。

日本のいわゆる習慣、伝統行事は豊穣祈願、豊作感謝と結びついているものがほとんどです。

今と違って農作物も天候その他に大きく影響されて豊かに実るという事はほんとうに祈願すべきこと、感謝すべきことであっただろうことは容易に想像がつきます。

お月見もまさかの悲しいうさぎの話がありましたが諸説いろいろあるようです。

きれいな月を見ながら子供たちと昔に思いをはせながら美味しいお餅を食べてみるのはいかがでしょうか。

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