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鉄のフライパンは手入れ次第で一生使える!手入れの方法と注意点は?

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長く使えて料理も美味しくなる鉄のフライパン。

良いことずくめの鉄のフライパンですが、大事なのは手入れの仕方です。

買って最初にする手入れ、調理後にする手入れ。手入れに使うグッズあれこれ。今回は鉄のフライパンを長く使うための手入れの方法と注意点、さらにグッズを教えます。

それでは、見ていきましょう。

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新しい鉄のフライパンを買って最初にする手入れは?

 

空焼きのやり方と注意点

空焼きは、フライパンに何も入れずに焼くことです。
新品のフライパンに付いている防さび塗装を落とすために行う最初の手入れです。

空焼きのやり方(手順)

はじめは弱火で、暖まってきたら強火にします。

フライパンの色が黒色から玉虫色(青白く)なってきます。

傾けたり回したりしながらまんべんなく焼いていきます。

時間にすると約20分くらい行います。

空焼きの注意点

強火で行うので火傷に注意!「鍋つかみ」をつけましょう。煙が出る場合があるので換気扇をつけましょう。

※空焼き不要のフライパンもありますが、念のため空焼きは行った方が良いとの意見もあります。

油ならしのやり方と注意点

次にフライパンで油だけをじっくり熱する油ならしを行います。

油ならしのやり方(手順)

空焼きが終わったらフライパンはそのままにしておき、熱が冷めたら軽く洗剤で洗います。

水分をよーく拭き取ります。

お玉2杯分ほどの食用油をフライパンに入れます

弱火と中火の中間くらいで約5分ほど加熱していきます。

フライパンを回しながら表面に満遍なく油が行き渡るようにします。

次に食用油を全てオイルポットに戻します。

キッチンペーパーを使ってフライパンの表面、裏面に満遍なく油を塗ってツヤツヤにしたら完成です。

油ならしの注意点

中火以下で、火がフライパンの底面から出ないように気をつける。

油ならしが終わってからは洗剤で洗わない!

油が落ちてしまうからです。←せっかく油ならしをしたのに台無しになります。

鉄くさい!と思ったら「野菜くず」を炒める

鉄のにおいを取る油ならしです。

玉ねぎの皮や芯、人参の皮、キャベツの芯など野菜くずを用意します。
食用油(廃油で可)を使い、少し焦げるくらいまで炒めます。

野菜を捨てたら水洗いをします。※洗剤は使ってはダメです!

火にかけて水分を飛ばしたらキッチンペーパーで薄く油を塗れば終了です。

毎回の調理の前と後にする手入れと注意点

油返し(調理前の手入れ)

フライパンの表面に薄い膜を作ってさびや焦げ付きを防ぐためにするものです。

中火で2,3分加熱します。

お玉1杯ほどの油を回し入れます。

油から煙が出たら日を止め、オイルポットなどに油を戻します。

油返しの注意点

油が全体にいきわたるように回してください。

フライパンを使い込んで調理後食材がこびりつかなくなったらこの作業は不要になります。

フライパン調理後の手入れ

フライパン表面の汚れはキッチンペーパーで拭き取ります。温かいうちにお湯で洗います

かなり高温の状態だったら少し時間を置いて冷まします。

炒飯など炒め物でこびりついた汚れはお湯を溜めておくことでふやかせます。

それから、たわし等でこすり落とします。

ただし、こすりすぎると油ならしで作った被膜が剥がれてしまいます

焦げ付きが起きやすくなってしまうので気をつけましょう。

フライパン調理後の注意点

洗剤を使ってはいけない!なじまめてきた油の被膜が落ちてしまうからです。

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フライパンを洗うグッズにはこんなものがあるよ。

フライパンを洗うのに最適なお掃除グッズはなんだろうか?

調べてみましたので、特におすすめなグッズを紹介します!

・亀の子束子(たわし)
・柄つきキッチンブラシ(フライパン洗いブラシ)
・ササラ

それぞれ使い方、注意点を解説します。

亀の子束子

鉄のフライパンを洗うグッズの定番です。

テフロン加工のフライパンだとテフロン加工を剥がしてしまうので使えませんが、鉄のフライパンでは使えます。

力を入れやすいので、こびりついた汚れを効率良く落とすことができますね!

手が汚れてしまうのが難点です。こすりすぎにも注意してください。

柄つきキッチンブラシ(フライパン洗いブラシ)

束子に柄がついた感じです。手を汚さずにフライパンの汚れを落とすことができますよ。

手を汚さず使いやすいですが、酷い汚れを落とす時には向かないかもしれません。

亀の子束子と使い分けると良いですね♪

ササラ

細かく割かれた竹を束ねた掃除グッズです。

引用:楽天市場

押し付けるように使います。大きな汚れ、焦げも落とせます。

竹はしなり、弾力があるので最初のうちは使いにくいのが難点です。

洗浄をして焦げが取れた部分には油がなじんでいないので、再度「油ならし」を行うようにしましょう。

まとめ

新しい鉄のフライパンを買って最初にする手入れ

①空焼き

②油ならし

毎回の調理の前と後の手入れと注意点

①油返し(調理前)

②フライパン調理後の手入れ

フライパンを洗うグッズ

・亀の子束子(たわし)
・柄つきキッチンブラシ(フライパン洗いブラシ)
・ササラ

ササラは中華料理屋さんで昔から使われてるみたいだけど、家庭では少しマイナーかも。やはり万能は亀の子束子(たわし)かもしれませんね!

鉄のフライパンはこまめにお手入れしてあげることで長く使えます。愛着もわいてきちゃうかもしれませんね!

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