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八十八夜の意味とそのお茶を飲むと縁起が良いって本当?いつから数えるの?

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子供の頃、「夏も近づく八十八夜♪・・・」の歌を何気なく歌っていました。

引用元:http://www.kaburagien.co.jp/kn_03.php

でも、「八十八夜」ってどういう意味があるのでしょうか?「八十八夜」のお茶を飲むのは縁起が良いのでしょうか?

また、「八十八夜」はいつから数えるのでしょうか?

今回はその辺を探ってみました。

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八十八夜のお茶を飲む意味と縁起が良いって本当?

八十八夜の意味

八十八夜は雑節(ざっせつ)(一般には9つある)のなかのひとつを言います。

雑節とは二十四節気(にじゅうしせっき:1年を24等分したもので代表的なものとして夏至・冬至・春分・秋分等があります)、五節句(ごせっく:季節の節目の行事で人日ーじんじつ、上己ーじょうし、端午ーたんご、七夕ーしちせき、重陽ーちょうよう)以外に、季節の移り変わりを少しでも的確に把握するために設定された特別な暦日(れきじつ)の総称です。

引用元:https://matome.naver.jp/odai/2145350385367659101/2...

他の雑節には節分・社日・入梅・半夏生・二百十日・二百二十日・土用・彼岸があります。

引用元:http://co-smart.net/?p=4294

八十八夜は農業に従事する人びとが多かった江戸時代の日本社会で、ちょうどこの時期が種まき・田植えの準備・茶摘みなどの春の農作業を行う頃でした。

八十八夜の数日後には二十四節気でいう「立夏」にあたることもあり、江戸時代の人びとはこの時期を「夏の準備を始める目安」としていました。

「八十八夜の別れ霜」「八十八夜の泣き霜」このようなな言葉を聞いたことがおありでしょうか?

引用元:http://omosiro-column.com/archives/1924

長い冬が終わると、やがて季節は春になります。八十八夜を迎える時期になると、天候が安定してきます。

この時期を過ぎると、霜がおりるほど冷え込むことは滅多にないといわれてきました。その年の最後におりる霜のことを「別れ霜」といいます。

そしてこれが済んだ時期に人びとは農作業を始めていました。もし、その後に霜がおりてしまうと、農作物は甚大な被害を受けてしまうことになります。

昔のこよみ(旧暦)は月の満ち欠けに基づいた太陰暦です。そのため、気温とか無縁で実際の季節とかなりずれることが多くありました。

とくに寒い地方では、暦だけに頼って気温を無視して農作業をしてしまうと、思わぬ時に霜の被害に泣かされることがあったのです。

これを「泣き霜」と呼んでいました。このような霜の被害に注意を促すために、農家も江戸幕府も「八十八夜」を特別に暦に記載していました。

この「別れ霜」「泣き霜」の言葉が示すように、「八十八夜」という暦の意味は冷害を回避する目安の日となっていました。

八十八夜は縁起が良い?

「八十八」は組み合わせると「米」という漢字になり、農家にとっては末広がりで縁起の良い「八」が重なることから特別な日でした。

ですから八十八夜は縁起が良いということになりますね。

八十八夜のお茶を飲むのは

お茶は1年間に3回茶摘が行われます。

一番最初に茶摘が行われる:いわゆる一番茶といわれるものは4月下旬から5月上旬頃に摘まれます。ちょうど「八十八夜」の頃です。

引用元:http://kimbum-vega.com/life/cyatumi-douyou

このときのお茶は新茶とも言われ、秋から春にかけて蓄えられた栄養分が豊富で、香りも良いお茶です。

従って、「新茶を飲むと病気にならない」特に「八十八夜に摘まれたお茶を飲むと長生きできる」など、「縁起物」と言い伝えられてきました。

縁起物として神棚に飾られる風習もあります。

引用元:https://www.ochanosato.jp/chieinfo/%E7%BE%8E%E5%91...

お茶の歴史は約1200年にもなりますが、昔はお茶は高級品で、われわれのような庶民がお茶を飲めるようになったのは、なんと大正時代からだそうです。

われわれが、普段お茶を飲めるようになったのは生活が豊かになった証かもしれません。

いつから数えるの?

八十八夜は、立春からかぞえて八十八日目にあたる日で、だいたい毎年、5月2日頃になります。

今年:2018年の立春は2月4日ですからそこから88日目は5月2日になります。

 

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まとめ

  • 「八十八夜」という暦の意味は冷害を回避する目安の日となっていました。
  • 「八十八夜」は特に農家にとって縁起が良い日です。
  • 新茶と特に「八十八夜」に摘まれたお茶を飲むと長生きできるなど、「縁起物」と言い伝えられてきました。
  • 「八十八夜」は、立春からかぞえて八十八日目にあたる日で、だいたい毎年、5月2日頃になります。

今から「八十八夜」が楽しみです。

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